第26回「2005-2006日本カー・オブ・ザ・イヤー」(COTY)発表! 「CORISM」達人たちの評価はどうだ!?

 日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下COTY)は、自動車専門誌、一般誌など34媒体の代表者で構成される「COTY実行委員会」が主催し、自動車評論家、ジャーナリスト、一般有識者など、60名の選考委員の投票によって、その年に日本国内で生産/発売された国産・輸入車から最も優れた車を選出するものだ。
 前もって11月1日に決まった10ベスト・カーの中から、最終選考会で大賞が選ばれる流れとなる。各選考委員は、持ち点25点の中から投票するが、必ず1台には10点を票じなければならないルールとなっているのが面白いところだ。なお、最終選考の投票結果は公開制となっていて、60人それぞれの意見や主張が見え隠れして興味深いものだったりする。

 さて、我が「CORISM」では、達人として活躍されている執筆陣の中に多くのCOTY選考委員がいる。早速、最終選考会会場に表れた達人たちに、突撃取材を試みた!

質問は以下の通り。

【質問1】「達人が10点を投じたクルマとその理由は」
【質問2】COTY受賞車「マツダロードスターへの投票点とその理由は」

達人の評価はいかに!

達人「こもだ きよし」はこう考える

モータージャーナリスト 菰田潔(こもだ きよし)氏

【質問1】BMW 3シリーズ/「駆け抜ける喜び」というBMWのコンセプトを見事に表現している。10ベスト・カーの中で、最も乗っていて楽しいクルマだった。
【質問2】4点/そこそこ良いと思う。今後の熟成に期待したい。

■達人「こもだ きよし」のページは こちらへ。

達人「松下 宏」はこう考える

自動車評論家 松下 宏氏

【質問1】スズキ スイフト/クルマは、安くて軽くて燃費の良いことが大切。その意味でスイフトが一番だった。
【質問2】4点/普通のクルマユーザーに対しては馴染みにくいスポーツカータイプなのでこの点。ただ、走りはとても良い。

■達人「松下 宏」のページは こちらへ。
2005-2006 日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会開票式と表彰式(写真)では、朝の番組でもお馴染みの小倉 智昭氏が務めた。

2005-2006 日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会開票式と表彰式(写真)では、朝の番組でもお馴染みの小倉 智昭氏が務めた。
会場は東京・港区の六本木ヒルズ。表彰式はオープンスペースの「六本木ヒルズアリーナ」で行なわれたため、多くの一般来場者も興味深そうに見物していた。

2005-2006 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車「マツダ ロードスター」

2005-2006 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車「マツダ ロードスター」。60人いる全選考委員中、58人からの投票を得ている。そのうち、31名もの選考委員が最高点10点を投じているのだから凄い。

日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会 山崎 憲治委員長

日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会の山崎 憲治委員長は「日本の文化発信地、六本木で平和の象徴であるオープンカーが選ばれたことは意義深い」と述べた。

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