スキンチェンジされ、さらに熟成。
インプレッサは初代モデルが1992年にデビューして2000年まで作られたが、その2000年にデビューした2代目モデルもモデルサイクルが長く、今年2005年に大幅なマイナーチェンジが行われた。
そもそもインプレッサは、レガシィと軽自動車の間を埋める中間車種として開発されたモデルだが、初代モデルの段階からWRCラリーに参戦するベース車とされたこともあって、従来から高いスポーツイメージを持つクルマに仕上がっていた。ワゴンには1.5Lエンジンを搭載したベースモデルもあるが、セダンは全車をWRXとするなど、明快なコンセプトで作られている。
2代目モデルはこれまでにも前後のデザインを変更するなどの改良を行ってきたが、今回も航空機メーカーとしてのアイデンティティーを明確にする飛行機をイメージしたやフロントグリルを採用するなど、フロント回りのボディプレスを変更してイメージを一新する変更を行ってきた。ほかにWRXのボンネットフード上にあるエアインテークも全高を抑えて前方視界の改善を図っている。