東京モーターショー事前情報! フォルクスワーゲン 新型 ポロ GTI

ゴルフ GTIの弟分?!

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、10月19日(水)から開催される第39回東京モーターショーにて、新型ポロ GTIを世界初公開すると発表した。年末から来年にかけて順次世界各国で発売される予定。

 1998年に、最高出力125ps、最高速度205km/hを誇りデビューした初代ポロ GTI。新型ポロ GTIは、最高出力150ps、最大トルク220Nmを発揮するエンジンを搭載し、シリーズ最強となって登場する。最高速度は216km/h、0-100km/h加速8.2秒の高性能を実現し、平均燃費は100km走行あたり7.8リッター(欧州測定値)と燃費効率も優れている。

東京モーターショー事前情報! フォルクスワーゲン 新型 ポロ GTI

 内外装は、兄貴分となるゴルフ GTIのコンセプトを基本としている。エクステリアでは、フロントフェイスに、ゴルフ GTIと同様の光沢のある黒いV字形ハニカムラジエーターグリルを備えるとともに、ツインヘッドランプや標準装備されたフォグランプも、黒く縁取りされている。

東京モーターショー事前情報! フォルクスワーゲン 新型 ポロ GTI

 こうした「GTI」を象徴するデザインに、圧倒的にマッチする色「赤」が、前後のブレーキキャリパーの塗装に採用され、ゴルフ GTIのデザインを踏襲した16インチアルミホイールの5本スポークの間から、走行中でもブレーキキャリパーの「赤」がはっきりと確認することができるという。
 また、スポーツサスペンションは、スタンダードモデルのポロより15mmローダウンし、クローム仕上げのデュアルエグゾーストパイプと相まって、スポーティさを強調している。

東京モーターショー事前情報! フォルクスワーゲン 新型 ポロ GTI

 インテリアについてもGTIらしさが現れている。シートは、初代ゴルフ GTIを思わせる赤と白のライン印象的なチェックのファブリックパターン“インテルラゴス”の専用スポーツシートを採用。スポーツステアリングホイール、シフトノブ、シフトカバー、ハンドブレーキバーグリップには、レザーが使用された。シフトノブ上の金属部分に刻印されたシフトパターンやアルミ製フットペダルも、GTIのイメージにぴったりと合っている。

東京モーターショー事前情報! フォルクスワーゲン 新型 ポロ GTI

 また、スポーツモデルながらも、従来通りの優れた品質、居住性、機能性を併せ持つポロ GTI。ラゲッジスペースは、分割可倒式リアシートにより270〜1,030リッターの十分なスペースが確保される。また、高いボディ剛性と、フロント/サイドエアバッグ、カーテンエアバッグなどのパッシブセーフティ装備で、安全性能にも優れている。

車名
ポロ GTI
レポート
221616.com編集部
写真
フォルクスワーゲン グループ ジャパン