スズキ スイフト スポーツ
スズキ スイフト スポーツ

走りはピカイチにスポーティなのだが、クルマのシルエットが背の高いファミリーカー的なのが残念。

スズキ スイフト スポーツ

アウディのシングルフレームグリルをイメージさせるフロントフェイス。ゴルフのGTIにも似たデザインテイストだ。

スズキ スイフト スポーツ

いかにもやる気満々の大型ルーフスポイラーを装着。スポーツ専用のアイテムだ。

スズキ スイフト スポーツ

2本出しのマフラーとディフューザー風のエアロバンパーが、迫力満点のリヤビューを創りだしている。

スズキ スイフト スポーツ

大きく見えるフィンタイプのアルミホイールを装備。タイヤサイズは、195/50R16。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

評判の高いスイフトをベースに走りを磨いた!

 スイフトはスズキが初めて本格的に取り組んだともいえる小型車(登録車)だ。従来の小型乗用車はエスクードを除くと軽自動車のプラットホームを流用した派生モデルのような作り方をされていたが、今回のスイフトではプラットホームから新しく小型車専用に開発された。これは日本だけでなく、ヨーロッパ(ハンガリー)やインド、中国など、世界中で生産して販売するクルマを目指して開発されたからだ。
 それだけにしっかり作られたとの評判が高いのが現行スイフトだが、それをベースにシリーズの頂点に立つスポーティなモデルとしてスイフト・スポーツが設定された。従来からスイフトにはスイフトスポーツの設定があり、これがJWRCへの参戦のベース車になっていたが、今回のスイフトでもJWRCへの参戦を目指してスイフトスポーツが設定された。
 5ドア車がベースであるため、本当なら3ドア車が欲しいという気持ちにさせる部分があるが、専用のエアロパーツやスポーツマフラー、アルミホイールなどを採用することで、いっぱいにスポーティさを表現したモデルに仕上げられた。ボディカラーはJWRCカーと同じイエローが加えられて全6色から選択が可能だ。

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代表グレード
スポーツ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,765×1,690×1,510
車両重量[kg]
1,060
総排気量[cc]
1,586
最高出力[ps(kw)/rpm]
125(92)/6,800
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.1(148)/4,800
ミッション
5MT
10・15モード燃焼[km/l]
14.6
定員[人]
税込価格[万円]
156.45
発売日
2005年9月15日
レポート
松下 宏
写真
和田清志
スタイル インテリア 走り&メカニズム