特別な名を冠した、スポーティプレミアムコンパクト
フィアット オート ジャパンは、新型アルファ147に、今回新たにTIシリーズ4車種を設定し、9月10日(土)より、全国のアルファ ロメオ正規ディーラーを通じて販売を開始した。
今回導入されるのは、ニュー・アルファ147 TI 2.0ツインスパークの5速マニュアル・3ドア・右ハンドルと5ドア・左ハンドル、ニュー・アルファ147 TI 2.0ツインスパーク セレスピードの5速シーケンシャル・3ドア・右ハンドルと5ドア右ハンドルの4車種。標準仕様モデルには設定がない、スポーティな3ドア・モデルが2車種用意された。
TIシリーズの「TI」とは、Turismo Internazionale(トゥリーズモ インテルナツィオナーレ)の頭文字をとったもので、歴代アルファ ロメオの中で、高性能なスポーツモデルに与えられてきた伝統の称号とのこと。ボディフォルムは標準仕様を踏襲しながらも、スポーツカーそのものの運転する楽しさを提供するためにモディファイされている。従来のアルファ147や、アルファ156、またアルファ156スポーツワゴンにも設定されてきた。
ニュー・アルファ147 TIシリーズは、ニュー・アルファ147の標準型をベースに、215/45R17タイヤにTI ロゴが刻印された17インチ・アルミホイールを組み合わせ、ローダウンタイプのスポーツサスペンションなどを装着し、標準仕様に比べてさらにスポーティな走りを提供している。また、リアビューをアグレッシブかつスタイリッシュに演出するリアルーフスポイラーやチェッカーフラッグのモチーフが印象的な専用バッジを特別装備し、スポーティな魅力に満ちた外観となっている。
室内は、ダークトーンで統一されたスポーツインテリアで、シックかつ躍動的な雰囲気となっている。シートには、ドライバーの身体を確実にホールドするスポーツレザーシートを採用。さらにフロントシートには、従来のTIモデルには設定がなかったシートヒーターが、今回より新たに備えられている。また、TI のエンブレムがあしらわれた専用デザインのキックプレートも、TIシリーズに相応しいスポーティな性質を強調している。
さらに、夜間ドライビングでの安全な視界を確保するキセノンヘッドライト(ロービーム)+自動光軸補正機能+ヘッドライトウォッシャーなどを標準装備とし、安全性能にも優れている。
価格は、ニュー・アルファ147 TI 2.0ツインスパークの5速マニュアル・3ドア・右ハンドルが313万9,500円、5ドア・左ハンドルが324万4,500円。TI 2.0ツインスパーク セレスピードの5速シーケンシャル・3ドア・右ハンドルが329万7,000円、5ドア右ハンドルが340万2,000円。総額およそ50万円相当の特別装備としながらも、標準モデルの25万円高に抑えられ、お買い得感の高い設定としている。