ワゴンだからといって侮るな。最強ワゴンの名前はこのクルマ・・・か?
アルテッツアとアルテッツアジータのときもそうだったのだが、ワゴンのほうがボディ剛性がしっかりと感じる。ワゴンになって、剛性ダウンしたと思われるのが悔しいのだろうか?これでもか的なしっかりとしたボディだ。
エンジンはATが272馬力、MTが280馬力でどちらもパワー感は十分。ターボのセッティングが異なるので、MTのほうがターボの効き始めがしっかりとわかるタイプ。ターボが効くと、グンと前に押し出される感覚で、走りに対するスパイスの効かせ方が上手だという印象。
試乗したシチュエーションがサーキットだったため、乗って楽しいと感じたのはMTモデル。走りのリズムがつかみやすく、舞うように走れるのだ。ATはマニュアル操作が可能なタイプ。マニュアルで使っているときは、シフト時のレスポンスもよく、レバー操作と同時にシフトがアップ&ダウンする。
コーナリングの素性もいい。重量バランスがいいおかげで、セダンのGTよりもアンダーステアが抑えられていて、素直でアクティブなコーナリングが可能だ。