フロントグリル、バンパー、ヘッドランプのデザインも変更されている。より、押し出しの強いインパクトのある顔になった。

リヤのコンビネーションランプ、ガーニッシュデザインがリヤビューの変更点。

約40ミリ延長されたボディ。バンパー系によるものが大きい。そのため、よりアグレッシブな押しの強いシルエットになった。

エアロバンパーの装着で、スポーティになったフェイス。

エアロパーツ装着車のリヤコンビネーションランプは、スモークタイプとなる。

ハイブリッド車もグリル&ヘッドランプのデザインが変更された。アルファードという同じ名前なのに、ハイブリッド車はひと味違う装いを見せる。

クリアタイプのデザインが、ハイブリッド車の証となるリヤコンビネーションランプ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

エクステリアも変更され、より迫力あるルックスに

 上級ミニバン市場をリードする売れ筋モデル。堂々たる外観デザインや居住空間の広さ、FF方式を採用したことによるスムーズな走りなどで人気を集め、平成14年に発売されてすぐにエルグランドを逆転して首位の座を維持している。販売系列の違いでアルファードGとアルファードVがあるが、外観がわずかに異なる程度で、中身は基本的に同じクルマである。
 
 エスティマと共通のプラットホームを採用するが、ボディサイズはアルファードがひと回り大きい。搭載エンジンは直列4気筒2.4LとV型6気筒3.0Lの2機種。当初から4気筒エンジンをラインナップすることが、売れ行きの良さにつながった。

 平成17年5月にはマイナーチェンジが行われ、基本シルエットなどは変わらないものの、前後のランプ回りとフロントグリルやリヤガーニッシュのデザインが変更されたほか、ノーズの部分はステアリングの操舵角に合わせてヘッドライトを左右に動かすAFSを採用するために40mmほど延長された。これはボディそのものの変更ではなく、バンパーなどの樹脂部品を変更することで対応している。

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代表グレード
MS8人乗り
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,840×1,805×1,935
車両重量[kg]
1,860
総排気量[cc]
2,994
最高出力[ps(kw)/rpm]
220(162)/5,800
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
31.0(304)/4,400
ミッション
5AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.9
定員[人]
8
税込価格[万円]
342.3
発売日
2005年4月19日
レポート
松下 宏
写真
和田清志
スタイル インテリア 走り&メカニズム