ケーニグセグ CCR

806馬力を発生するスーパーマシン

 あまりメジャーな存在ではないが、スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグもまた異常なまでに急成長を続ける中国マーケットに参入。上海モーターショーに最新モデル、CCRを出展させていた。
極東圏ではすでに韓国で正規輸入元販売がスタートしているが、中国の裕福層に向けてアジア戦略の次なる一手を打ってきたのである。

 このCCRは今年2月、南イタリア・ナルドの周回路において387.87km/hという市販車最高速を記録したハイパフォーマンスカー。4.7LV8エンジンはスーパーチャ−ジャーにより806psまで高められており、最大トルクは91.8kgmにまで達する。ギヤボックスはレーシングマシンなどが搭載するCIMA社製のシーケンシャルミッションを採用。シャシーはカーボンモノコックタブで、ボディはアルミとカーボンファイバーが積極的に使われ、車重はたったの1180kgしかないのだ。北米を中心に約40台が世界のスーパーカー愛好家たちにデリバリーされる予定だ。