レクサスのツーリングサルーンのポジションをつとめるGS。そのスタイルはライバルにない気品に満ちあふれている。

テールエンドにむかっても妖艶なプレスラインが施されているレクサスGS。

フロントバンパー上部をえぐるほど大きなグリルとレクサスのエンブレム。これがレクサスのアイデンティティだ。

レクサスGSのホイールベースは2850mm。3メートル近いホイールベースはおおきなゆとりを与えてくれる。

このレクサスGSは160系アリストの後継車種。しかし、その面影はいっさい感じられない。

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新規に登場するレクサスの目玉となるレクサスGS

 トヨタはこの夏から国内でもレクサスチャンネルを立ち上げるが、来年LSが登場するまでの間、当面のフラッグシップカーになるのがGS430/GS350だ。従来は国内ではアリストとして販売されていたクルマだが、フルモデルチェンジする3代目からはレクサス店用の車種となる。
レクサス店では「ときめき」と「やすらぎ」に満ちた最高の時間を提供することを目指しているが、それを象徴するモデルとして投入されるのがGSである。レクサスが新ブランドとして大成功したアメリカでは、西海岸に行くとたくさんのGSが走っている。この新型車は日本でもアメリカでも売れそうなクルマに仕上がっている。
外観デザインは初代モデル以来のアリストの面影を残しながらも、より高いクォリティが表現されている。レクサスでは尖った角と円弧の組み合わせによる矢尻のイメージがデザイン的なキューとされているが、それがフロントグリルやボディの各部、またインテリアなどにも配置されている。

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代表グレード
GS430
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4830mm×1820mm×1425mm
総排気量[cc]
4300cc
ミッション
6速AT
発売日
2005年8月30日
レポート
松下 宏
写真
トヨタ
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