レクサス GS430
GS430

写真ではわかりにくいが、曲線と直線、凸と凹が絶妙に組み合わされたボディラインなのだ。

GS430

フロントフェンダーにしても同じである。イタリアのカロッツェリアが手作りしたようなラインが自慢なのだ。

GS430

テールランプやトランクリッドに見ることができる曲線もL-finesseを具現化したモノだという。

GS430

エンジンは4.3リッターのV8。日本仕様の最高出力等は正式発表されていない。

レクサスオープンの目玉モデル、GS430をゲットした!

 先日、報道陣向けに公開されたレクサス高輪店。そのショールーム内でレクサスGS430の姿をとらえることができた。
 L-finesse(先鋭-精妙の美)を前面に打ち出し開発されたレクサスGS。そのテスト中の姿は箱根ターンパイクでも見かけることはできたが、じっくりとその姿を見ることができたのは今回が初めてである。
 いわば目玉モデルであるレクサスGSを前にしてレクサスセンター・チーフエンジニアの三吉氏はこう語った。「ダイナミズムはこれで完結です」と。世界中の自動車メーカーがこぞって追い求めるダイナミズムはこのGSですべてが終了する。新たな論議がこのモデルの登場によってはじまるのだということであろう。
 「二次元の写真や映像ではなかなかL-finesseの心は伝えられない。三次元でしか表現できない美しい曲線を組み合わせたボディラインは、実際に見た者でしかわからないのですよ。それが残念でもあるし、レクサス店にアシを運んでくれたお客様に予想以上の感激をしてもらうことにもなるし」とも語る。開発に4年と、現代の自動車開発では考えられないほどの時間を費やし作られたレクサスGSの凄さはボディラインにも現れているということだろう。実際にドアパネルやフロントフェンダー上部の造形などは、なかなか写真では表現しきれないような表情を見せてくれるのだ。
 詳しいスペックは一切公表されていなく、見た目でしか判断できないが搭載エンジンは4.3リッター(430というのだから当然である)のV8エンジン。もちろんそれはただのV8ではなくベルト/ギアによって駆動されるDOHC4バルブヘッド、デュアルVVT-iとなっている。また、テレマティクスサービスがトヨタ自慢のG-BOOKではなく、G-Linkとなっていたのも目に付いたポイントである。
 「本日は乗っていただくことができませんが、本当は乗っていただきたい。乗ってGSの走りを楽しんで欲しいのです」とも前述の三吉氏は語る。恐ろしいほどの時間を費やしこのレクサスGSを開発した張本人なのであるから、その気持ちは痛いほどわかる。「でも、まだオープンまで2ヶ月以上ありますから。テストを重ねて煮詰めていきます」と、最後に語った三吉氏。最高の本質を追究するレクサス、終わりはまだまだないということであろうか。

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代表グレード
GS430
総排気量[cc]
4300
レポート
神田卓哉(221616.com編集部)
写真
神田卓哉(221616.com編集部)
取材協力
レクサス