インテリア回りはコンパクトカーらしいシンプルなデザイン処理が施されている。ティーダで質感の高さを表現したのに比べると、やや安っぽい印象を与える部分もあるが、これは仕方ないところかもしれない。
後席はドアの開口部が大きく乗り降りしやすいほか、座り心地の良いクッションのシートが採用されており、このシートをアレンジしてさまざまな荷物を積むことができる。特にラゲッジスペースはボードで仕切られて2段式になっている。汚れものときれないものを分けて積むことができる。ノートの室内にはほかにもさまざまな収納スペースが設けられていて、小物類の収納は楽々だ。
インテリアカラーは標準モデルには明るい色調のカラーが採用され、上級グレードのRXにはスポーティなブラックが採用される。RXは3本スポークのステアリングホイールが採用されるなど、装備や仕様もスポーティなものになる。快適装備の充実度はまずまずのレベルにある。