柔らかな曲線でまとめられたインパネまわり。質感も良好。

シートカラーは、ブラックとベージュの2色を用意。15RXだけは、ブラックのみとなる。

2,600ミリというホイールベースのおかげで、コンパクトカーとは思えないくらいよとりある空間を実現したリヤシート。

通常時でも必要十分なスペースを確保したラゲッジルーム。フロアカバーを外すと2段マルチトランクと呼ばれるアンダーボックスが出現する。

リヤシートは6:4の分割可倒式。ヘッドレストを外さなくてもレバーひとつでフルフラットになる。

こちらは、ブラックのインテリカラー。

ミッションはエクストロニックCVTを搭載してフロントタイヤを駆動する。後輪をモーターで駆動するe・4WD車は通常の4ATとなる。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

収納上手

 インテリア回りはコンパクトカーらしいシンプルなデザイン処理が施されている。ティーダで質感の高さを表現したのに比べると、やや安っぽい印象を与える部分もあるが、これは仕方ないところかもしれない。

 後席はドアの開口部が大きく乗り降りしやすいほか、座り心地の良いクッションのシートが採用されており、このシートをアレンジしてさまざまな荷物を積むことができる。特にラゲッジスペースはボードで仕切られて2段式になっている。汚れものときれないものを分けて積むことができる。ノートの室内にはほかにもさまざまな収納スペースが設けられていて、小物類の収納は楽々だ。
 
 インテリアカラーは標準モデルには明るい色調のカラーが採用され、上級グレードのRXにはスポーティなブラックが採用される。RXは3本スポークのステアリングホイールが採用されるなど、装備や仕様もスポーティなものになる。快適装備の充実度はまずまずのレベルにある。

新車見積もりはこちら
代表グレード
15RX
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,990×1,690×1,535
車両重量[kg]
1,090
総排気量[cc]
1,498
最高出力[ps(kw)/rpm]
109(80)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.1(148)/4,400
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
18.2
定員[人]
税込価格[万円]
156.45
発売日
2005年1月20日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム