シンプルで飽きのこないデザインだ。カッチリとしたリヤビューは、意外とスポーティなムードを漂わしている。

オーテック製のライダー。このシリーズは、なんでもかんでもメッキを取り入れさえすればOKというパターンで作られている。

ローダウンされスポーティなリヤビューに対して、メッキを多用したフロントフェイスとあまりにイメージが違って見えてくるのは・・・。

ルーフにまでまわり込んだブーメラン型のコンビネーションランプ。ノートの特徴的な部分だ。

15RXには175/60R15タイヤと光沢のあるアルミホイールが標準装備される。

伸びやかなサイドシルエットをもつノート。ホイールベースは、2,600ミリとクラストップレベル。

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ラインアップの空白を埋める主役がノートだ

 コンパクトカーが人気を集める中で、日産のラインアップの空白を埋めるクルマとしてし登場したのがノート。主に女性向けのマーチ、主に男性向けのキューブ、高品質を主張したティーダの中間に位置するようなモデルである。このクラスではホンダのフィットが大ヒットしていることもあって、それを意識したクルマ作りがなされており、後席やラゲッジスペースの広さは十分。搭載エンジンは4気筒1.5Lで、コンパクトカーとしてはやや大きめ。エクストロニックCVTと組み合わされている。

外観デザインはフロントに日産車のアイデンティティであるウインググリルを採用したほか、ルーフまで回り込んだテールランプが大きな特徴。後方に向けて下がっていくルーフラインに対して大きなアクセントになるほか、リヤウインドーの汚れを防ぐ整流効果も備えている。ボディカラーが10色も用意されているのもひとつのポイントだ。

代表グレード
15RX
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,990×1,690×1,535
車両重量[kg]
1,090
総排気量[cc]
1,498
最高出力[ps(kw)/rpm]
109(80)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.1(148)/4,400
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
18.2
定員[人]
税込価格[万円]
156.45
発売日
2005年1月20日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
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