モニターは、前席が8インチと大型のものを装備。5.1chのDVDが再生可能な本格的ホームシアターもオプションで装着可能。

大型のゆったりしたフロントシート。ハイウェイスターは、ブラックのインテイリアカラーとなる。

一応、3人座れるが、やはりゆったりと2乗りで使う方がエルグランドらしい。

3列目シートも2名使用なら余裕タップリ。

ラゲッジルームは標準的。フロア右下には、収納スペースがある。

3列目シートを左右に跳ね上げると広大なスペースが出現する。

2列目シートは回転対座機能つき。ただし、この状態での走行は危険なので注意。ちょっと気持ち悪くなります。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

インテリアに大きな変更点はなし

 インテリアデザインに関しても、2.5Lエンジンの搭載車に特別のもが用意されているワケではない。大型画面のカーナビを設定して大きく広がるインパネデザインは、エルグランドならではのものといっていい。

 デザインは変わらないが、仕様については若干の違いが設けられている。2列目ベンチシート仕様がオプションで設定されたからだ。快適性の面から考えると仕様ダウンともいえるのだが、エルグランドのベンチシートは6:4の分割可倒式で回転対座機能も備わるだけに、ベンチシート仕様が人気になる可能性は高い。

 シートの快適性だけを考えたなら、最上級グレードのXLに設定される独立式のキャプテンシートが良いが、これだと乗車定員も減って7人乗りになるために日本ではあまり人気がない。イザというときに8人乗れる仕様が人気を集めるのだ。また3.5L車を含めて標準のマルチセンターシートよりオプション設定のベンチシートが人気になりそうだ。

 装備関係では電子制御パワーステアリングが標準的なエンジン回転数感応式パワーステアリングに変わることや、インテリジェントキーがオプションで標準的なリモコンエントリーが装備されることなどが相違点。ほかの装備に関しては3.5LエンジンのVG/ハイウェースターと、2.5LのV/ハイウェースターはほぼ同様のものが用意される。

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代表グレード
2.5V
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4835×1795×1920
車両重量[kg]
1990
総排気量[cc]
2495
最高出力[ps(kw)/rpm]
186(23.7)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
23.7(232)/3200
ミッション
5AT
10・15モード燃焼[km/l]
5.6
定員[人]
税込価格[万円]
283.5
発売日
2004年12月22日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム