欧州のコンパクトカーといった雰囲気のスイフト。

市販前のコンセプトモデルのような外観デザイン。

走りのプロフィールを見ても室内の広さが分かる。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

専用プラットフォームを新規開発した新型スイフト

 スズキでは従来からカルタスやスイフトなどの小型登録車を設定してきたが、多くは軽自動車用のプラットホームを改良して使うなど、本格的な小型車とはいえない面があり、その分だけ魅力に乏しいところがあったのも事実。そんな状況の中で、スズキが本格的な小型車作りに取り組んだのが新しいスイフトであり、専用のプラットホームを開発するとともに、足回りのチューニングではヨーロッパでの走り込みを重ねるなど、これまでのスズキ車とは異なる開発手法が用いられている。そうした努力に見合うだけの確かなクルマに仕上でられた。

 5ドアハッチバックのボディは、塊感を表現した外観デザインが採用され、独特の存在感を示している。過去のモーターショーにはオープンボディのコンセプトSやコンセプトS2が出品されていたが、市販車には取り敢えずオープンボディの設定はない。今後の設定が期待されるところである。

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代表グレード
1.5XS
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,695×1,690×1,510
車両重量[kg]
1,030
総排気量[cc]
1.490
最高出力[ps(kw)/rpm]
110(81)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
14.6(143)/4,000
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
16.4
定員[人]
5
税込価格[万円]
136.5
発売日
2004年11月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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