数多くのスイッチ類に囲まれた高級感あふれるコクピット。スイッチの機能を理解するのに、長い時間がかかりそう・・・。

シフトレバーとMMIと呼ばれるコントロールユニットを中心に配置されたセンターコンソール。電磁式パーキングブレーキのスイッチもココに配置されている。

前モデルに比べ23ミリも幅広になったフロントシート。

余裕の広さをもつリヤシート。足元の広さも不満はない。

クラス最大級の広さをもつトランク。深さより、奥行きがあるタイプだ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

高級感+スポーティ、絶妙なハーモニー

インテリア回りのデザインは、スポーティさと高い品質感、革新性などがみごとに融合したものとされている。全体にスポーティなイメージを与えるのは、インストセンターの部分がドライバー側に向けてやや傾けたドライバーオリエンテッドのデザインが採用されているためで、メルセデス・ベンツよりBMWに近いスポーティさが表現された。

グレードに応じてウッドパネルやアルミパネル、あるいは本革シートなどの高品質素材が採用され、全体的なクオリティの高さを表現している。落ち着いた感じの高級感が演出されているのはアウディらしい。

センターコンソールの部分にはマルチメディアインターフェイス(MMI)と呼ぶコントロールスイッチが設けられており、これによってエアコンやオーディオ、集中カーナビ、ハンズフリー自動車電話などをコントロールする仕組み。その操作系は人間の感覚にマッチしたもので、間違いの少ない確実な操作を保証する設計がなされている。

上級セダンらしく快適装備の充実度は極めて高く、6エアバッグやESPに代表される安全装備も充実している。

代表グレード
A6 4.2quattro
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4915×1855×1455
車両重量[kg]
1850
総排気量[cc]
4163
最高出力[ps(kw)/rpm]
335(246)/6600
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
42.8(420)/3500
ミッション
6AT
10・15モード燃焼[km/l]
7.0
定員[人]
5
税込価格[万円]
885.0
レポート
松下 宏 
写真
菊池一仁
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