ガリバー福岡小田部店の店舗ブログ
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ディーゼル車のメリット・デメリット
こんにちは、髙木です。最近夏休みのことで頭がいっぱいで毎日の仕事終わりが楽しみです。以前お伝えした通り、メリット・デメリットをご紹介します。
ディーゼル車の4つのメリットについて
それでは、ガソリン車と比較した際の、ディーゼル車のメリットについてご紹介しましょう。
メリット1. 燃料代が安い
ガソリンと軽油の価格に違いが発生している理由は、軽油引取税がガソリン税よりも約20円安いから。この税金の違いにより、軽油の価格が安くなっています。
メリット2. ガソリン車よりも燃費が良い
そもそもの燃料代が安いことに加え、ディーゼル車は燃費が良いため、燃料の使用量が少なく済みます。一例として、マツダのCX-3ではLあたりの走行距離がディーゼル車(XD)は20.0km、ガソリン車だと16.0kmです(WLTCモード燃費による)。Lあたり4kmも違うのですから、仮に1ヶ月に50L消費すると仮定すると、ディーゼル車のほうが100km長く走れることになります。
軽油とガソリンのLあたりの差額が(128円-105円)23円としましょう。
先ほど例に挙げたマツダのCX-3で、1ヶ月に1,000km走る場合の燃料代は、
ディーゼル車:50L×124円=6,200円
ガソリン車:62.5L×147円=9,188円
差額は2,988円、年間にして35,856円にも上ります。
メリット3. 加速と坂道発進がスムーズで運転しやすい
バスやトラックの多くがディーゼル車なのは、加速や坂道発進がガソリン車より優れているからです。高速道路での加速、合流では心強いですし、パワーがあるため長い距離を安定して走りたいときに向いています。坂道が多い地形を走る場合も安心です。
メリット4. 静粛性が高く疲れにくい
ディーゼル車はその構造から、音や振動が大きいと言われてきましたが、現在のディーゼル車では静粛性がアップし、振動も少なくなりました。
スムーズな走行性能に加え、振動が少ないため、体が疲れにくく、運転が快適です。特に、長距離を走るときは運転疲れが少ないことが実感できるでしょう。
運転疲れを抑えることは、ドライブを楽しむことはもちろん、事故防止にもつながります。
ディーゼル車の2つのデメリット
良いこと尽くめのように見えるディーゼル車ですが、いくつかのデメリットも存在します。
デメリット1. 新車なら購入額が高い
ディーゼル車の製造コストは高く、車両本体の価格もガソリン車に比較すると高めです。とは言え、燃料費の差額もありますし、新車購入時のオプションを調整すれば、一概に高すぎるとは言えません。エコカー減税の対象車種であれば、自動車取得税だけではなく重量税も一定期間、全額免除されます。ぜひ、トータルコストで比較してみることをおすすめします。
デメリット2. メンテナンス費はガソリン車に比べ若干高価な場合もある
ディーゼル車には、NOxを浄化するための尿素SCRシステムが搭載されています。この尿素SCRシステムにはアドブルー(高品位尿素水)の補充が必須なので、そちらを定期的に購入する必要があります。また、チョイ乗りを繰り返していると燃焼時に発生する「スス」が溜まるため、ディーラーに持ち込む頻度がガソリン車に比べ多くなります。そのため、メンテナンス費用が若干高価になりがちです。ただし、燃料費など、全体の維持費はディーゼル車のほうが抑えられる傾向にあります。
寒冷地に向かうときは給油のタイミング・量に注意
軽油は、低温では燃焼しにくい特徴があります。そのため、寒冷地では凍りやすく目詰まりを起こしやすいです。運転中は暖まっているので凍ることはないですが、冬場の寒冷地で長時間駐車した後は要注意です。
寒冷地で販売されている軽油(3号軽油)は凍りにくくするための添加剤がブレンドされています。普段都市部など暖かい場所で運転している方がスキー場などの寒冷地に行く場合は、到着時にタンクが半分くらいになるように計画し、寒冷地で給油するようにしましょう。