ガリバー福岡小田部店の店舗ブログ
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◯海外ではディーゼル車の販売禁止?!
こんにちは、髙木です。以前に引き続きディーゼル車についてお話をします。
現在では欧州各国の政府をはじめ、排ガスをゼロにする運動「ゼロエミッション」が盛んです。
※搭載された動力源から健康および環境に有害な二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、粒子状物質(PM)などの大気汚染物質や温室効果ガスを含む排気ガスを排出しない車両である。
例えば、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)、自転車、電動自転車、などが該当する。
海外では一時期、新車販売数の50パーセントをディーゼル車が占めていた時期があったものの、今ではディーゼル車の新車販売数は減少傾向にあります。販売台数の減少は政策によるところが大きいということです。
⚫️クリーンディーゼルの開発で環境面の課題を克服⚫️
日本では一時期(2000年前後)、ディーゼルエンジンの排ガスが問題視されました。以前のディーゼルエンジンは粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)を排出していたため、大気汚染の問題があったからです。しかし現在では技術開発によりクリーンディーゼルが開発され、ガソリン車よりも2割ほど二酸化炭素の排出量を抑えることに成功しています。
クリーンディーゼルでは、燃料の噴射タイミングや燃焼ペースを調整することで静かに効率よく燃料を使います。粒子状物質を集める濾過フィルター、NOxの浄化装置がついているので空気の汚れを抑制することができます。
国内のメーカーでは、マツダのSKYACTIV-Dというエンジン技術が有名です。CX-3、デミオやアクセラなどの車種に搭載されています。一方で、トヨタ、日産、三菱のほかメルセデスベンツやBMWなどの海外勢もクリーンディーゼルを搭載した車種を販売しています。
クリーンディーゼル搭載車については、エコカーとして減税措置がありますので経済面でもうれしいですね。ディーゼル車の経済面・性能面でのメリットはまだまだ健在です。
ディーゼルエンジンはその良さを残しつつ、環境面での課題を克服して復活したと言えそうです。
今後、海外でのシェアが大きい国産メーカーが電気自動車の開発に注力し、電気自動車の台数が増えるということはあり得ますが、現段階ではディーゼル車の経済面・性能面でのメリットはまだまだ健在です。ディーゼル車は今後とも注目される存在となるでしょう。