【タイヤの知識３】〜タイヤの種類　低燃費タイヤ編〜ガリバー福岡小田部店のスタッフのつぶやき G010251590888204719

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はサマータイヤの種類の中でも低燃費タイヤについてお話します。

【低燃費タイヤとは】

JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディングシステム(等級制度)で、

低燃費と安全性が一定の水準を満たしたタイヤのことを指します。

【グレーディングシステム(等級制度)とは】

◯「転がり抵抗」：走行中にタイヤが失われるエネルギー　

〈低燃費の等級〉AAA、AA、A　〈低燃費以外の等級〉B、C

◯「ウェットグリップ性能」：路面が濡れた状態でのタイヤのグリップ力　〈a、b、c、d〉

※「転がり抵抗性能(AAA、AA、A)」+「ウェットグリップ性能(a、b、c、d)」=低燃費タイヤ

【低燃費タイヤの条件】

グレーディングシステムに基づき、転がり抵抗性能が「AAA」「AA」「A」と等級があり、ウェットグリップ性能がd以上のものが低燃費タイヤに含まれます。

転がり抵抗性能が「B」「C」、また安全性の面からも、ウェットグリップ性能がdに満たない場合も低燃費タイヤには含まれません。

【低燃費タイヤの見分け方】

ではタイヤセレクトショップで販売されているタイヤが低燃費タイヤかどうか見分けるにはどうすれば？という話が出てくると思いますが、

「ラベリング制度」といって「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」が一目でわかるようにラベル表示されるようになっています。

現在最高グレーディングとされている「AAA/a」とされるタイヤのメーカーはブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマ、トーヨーが挙げられます。

尚、今所有されている車のタイヤのインチ数によっては適合しない場合もありますので、今回のお話がタイヤ選びの参考になれば幸いです。