【2022年版】セダンのリセールバリュー
【2022年度】セダンのリセールバリューランキング
トヨタ クラウン


日本人のためだけの高級セダン
トヨタ クラウンは、トヨタを代表する高級セダンで長い歴史をもつ。1955年に初代クラウンが発売され、2018年にデビューしたクラウンは15代目となる。
グローバル化に合わせて世界共通化されたモデルにすることがスタンダードになる中、島国で独自の趣向をもつ日本マーケットのために多くの国内専用車を用意した。クラウンは、その最たる車種なのだ。
クラウンの魅力であり最大の特徴は、日本人が日本人のためだけに考え抜いたセダンとして長い歴史を刻んて来た点にある。
また、トヨタは国産セダンマーケットが低迷状態にありながら、従来セダンを指示してきた多くの顧客を守るためにクラウンをマーケットに送り続けている。こうした歴史もあり、クラウンは高級セダンとしてブランド化。顧客は少ないながらも、クラウンファンに支えられ高いリセールバリューを維持しているのだ。
15代目クラウンでお勧めグレードは「RSアドバンス」。V6 3.5Lという大排気量ハイブリッド車で、余裕のある走行性能とクラストップレベルの超低燃費性能を実現している。しかも、最もスポーティなグレードなので、爽快な走りが楽しめる。
ただし、価格でのお手軽さでいうと新車価格が高く難点。無難なところでは、2.5Lハイブリッドの「RSアドバンス」もお勧めだ。
日本人のためだけの高級セダン
トヨタ クラウンは、トヨタを代表する高級セダンで長い歴史をもつ。1955年に初代クラウンが発売され、2018年にデビューしたクラウンは15代目となる。
グローバル化に合わせて世界共通化されたモデルにすることがスタンダードになる中、島国で独自の趣向をもつ日本マーケットのために多くの国内専用車を用意した。クラウンは、その最たる車種なのだ。
クラウンの魅力であり最大の特徴は、日本人が日本人のためだけに考え抜いたセダンとして長い歴史を刻んて来た点にある。
また、トヨタは国産セダンマーケットが低迷状態にありながら、従来セダンを指示してきた多くの顧客を守るためにクラウンをマーケットに送り続けている。こうした歴史もあり、クラウンは高級セダンとしてブランド化。顧客は少ないながらも、クラウンファンに支えられ高いリセールバリューを維持しているのだ。
15代目クラウンでお勧めグレードは「RSアドバンス」。V6 3.5Lという大排気量ハイブリッド車で、余裕のある走行性能とクラストップレベルの超低燃費性能を実現している。しかも、最もスポーティなグレードなので、爽快な走りが楽しめる。
ただし、価格でのお手軽さでいうと新車価格が高く難点。無難なところでは、2.5Lハイブリッドの「RSアドバンス」もお勧めだ。
おすすめグレード
※2021年12月時点での、弊社の査定・買取実績をもとにデータを算出しています
※表記のリセールバリューの数字での買取や、実績を保証するものでございませんので、ご注意ください
レクサス IS


国産車では希少な小型FRスポーツセダンとしての価値
グローバルで3代目となるレクサスISは、2013年に登場。すでに、9年以上が経過したロングセラーモデルと言える。
高い人気を誇っているのは、やはり超低燃費性能を誇る2.5Lハイブリッド車。燃費でもこのクラスでは世界トップレベルの実力を誇る。
ロングセラーモデルということもあり、2016年と2020年に計2回マイナーチェンジが施されている。2回目のマイナーチェンジでは、外観デザインも一新。走行性能も含め、劇的な進化を遂げた。
3代目レクサスISの魅力は、希少な国産FR(後輪駆動)スポーツセダンであることだ。BMW3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスといった欧州プレミアムFRセダンに近い走行性能を誇り、走る楽しさが凝縮されている。
営業面では、レクサスは新車販売で値引きゼロ戦略を続けている。値引きしないことで価値を上げ、高リセールバリューを維持しているのだ。さらに、レクサス車からレクサス車への乗り換えでは、かなり高い下取り価格が提示されていることも高リセールバリューの要因だ。中古車でも高価だが、売却するときも高値で売れるというメリットもある。
お勧めグレードは、専用エアロやサスペンションを装備した最もスポーティなグレードである「Fスポーツ」。スポーティな走行性能と外観デザインが人気の理由だ。
国産車では希少な小型FRスポーツセダンとしての価値
グローバルで3代目となるレクサスISは、2013年に登場。すでに、9年以上が経過したロングセラーモデルと言える。
高い人気を誇っているのは、やはり超低燃費性能を誇る2.5Lハイブリッド車。燃費でもこのクラスでは世界トップレベルの実力を誇る。
ロングセラーモデルということもあり、2016年と2020年に計2回マイナーチェンジが施されている。2回目のマイナーチェンジでは、外観デザインも一新。走行性能も含め、劇的な進化を遂げた。
3代目レクサスISの魅力は、希少な国産FR(後輪駆動)スポーツセダンであることだ。BMW3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスといった欧州プレミアムFRセダンに近い走行性能を誇り、走る楽しさが凝縮されている。
営業面では、レクサスは新車販売で値引きゼロ戦略を続けている。値引きしないことで価値を上げ、高リセールバリューを維持しているのだ。さらに、レクサス車からレクサス車への乗り換えでは、かなり高い下取り価格が提示されていることも高リセールバリューの要因だ。中古車でも高価だが、売却するときも高値で売れるというメリットもある。
お勧めグレードは、専用エアロやサスペンションを装備した最もスポーティなグレードである「Fスポーツ」。スポーティな走行性能と外観デザインが人気の理由だ。
おすすめグレード
※2021年12月時点での、弊社の査定・買取実績をもとにデータを算出しています
※表記のリセールバリューの数字での買取や、実績を保証するものでございませんので、ご注意ください
アウディ A4


クワトロこそが真骨頂なプレミアムセダン
5代目となるアウディA4は、2016年に登場した。
アウディは、BMWやメルセデス・ベンツと並び、ドイツのプレミアムブランドのひとつだ。その中核を担うのがA4だ。ライバル車は、3シリーズやCクラスになる。
アウディA4の特徴は、ドイツプレミアムブランドの中で、2WD車が唯一FF(前輪駆動)となる点だろう。ライバルのFRの3シリーズやCクラスと比べると、走る楽しさやフィーリング面では一歩譲る印象だ。
アウディといえば、やはり独自の4WDであるクワトロではないだろうか。
クワトロであれば、独自の個性的で独特の走りが楽しめる。とくに、路面状況を問わず高速で走るようなシーンではとても頼りになる。こうした面もあって、お勧めは4WDのクワトロ。
お勧めグレードは、後期は2.0Lディーゼルエンジンを搭載した「40TDIクワトロSライン」。前期モデルは、ガソリン車の設定しかないので2.0Lターボの「2.0TFSIクワトロスポーツ」。
両グレード共に、スポーティな内外装が魅力だ。アウディA4のリセールバリューは、ライバル車と比べると中古車流通量が少ないことが功を奏して値崩れを防止。また、根強いファンに支えられていることが高リセールバリューを維持している理由だろう。
クワトロこそが真骨頂なプレミアムセダン
5代目となるアウディA4は、2016年に登場した。
アウディは、BMWやメルセデス・ベンツと並び、ドイツのプレミアムブランドのひとつだ。その中核を担うのがA4だ。ライバル車は、3シリーズやCクラスになる。
アウディA4の特徴は、ドイツプレミアムブランドの中で、2WD車が唯一FF(前輪駆動)となる点だろう。ライバルのFRの3シリーズやCクラスと比べると、走る楽しさやフィーリング面では一歩譲る印象だ。
アウディといえば、やはり独自の4WDであるクワトロではないだろうか。
クワトロであれば、独自の個性的で独特の走りが楽しめる。とくに、路面状況を問わず高速で走るようなシーンではとても頼りになる。こうした面もあって、お勧めは4WDのクワトロ。
お勧めグレードは、後期は2.0Lディーゼルエンジンを搭載した「40TDIクワトロSライン」。前期モデルは、ガソリン車の設定しかないので2.0Lターボの「2.0TFSIクワトロスポーツ」。
両グレード共に、スポーティな内外装が魅力だ。アウディA4のリセールバリューは、ライバル車と比べると中古車流通量が少ないことが功を奏して値崩れを防止。また、根強いファンに支えられていることが高リセールバリューを維持している理由だろう。
おすすめグレード
※2021年12月時点での、弊社の査定・買取実績をもとにデータを算出しています
※表記のリセールバリューの数字での買取や、実績を保証するものでございませんので、ご注意ください
リセールバリューに関する他の記事
「リセールバリュー」とは
新車で購入した車が3年後にどの位の価値が残っているかを指標化したもので、リセール(再び売る)時の価値(バリュー)を残価率で示しています。
例)新型シビック・タイプRのリセールバリュー新車価格が2,835,000円の3年後の買取価格予測は167万円~192万円で、リセールバリューは59%~68%となります。
新車で同じ200万円のクルマA、クルマB「3年後の価格」 は?

予測数値は年間走行距離8000km以内、程度良好、人気色のものを基準として算出していますが、オプションや走行距離、車の状態だけでなく、需要と供給のバランスによりリセールバリューは変わります。「リセールバリュー」は株式会社IDOMの登録商標(第4888249号)です。
この記事を執筆・監修した人

- 現在の役職・肩書
(株)コリズム CORISM代表取締役/編集長
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員
- 略歴
自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。