今回ご紹介する場所はワイン好きならば知る人ぞ知るVILLADEST GARDENFARM AND WINERY (ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー)。地元では「玉村豊男さんの農園」と呼ばれています。でもきっと、訪れたことのある方は「農園」とは呼びませんよね。遮る物のない太陽の日差し、緑溢れる葡萄畑、花や野菜が活き活きと育つ庭、混じり気のない空気、まるでイタリアの小さな村にあるような楽園です。
お目当てはコースランチとワイン
こちらを訪れるお客様のお目当ては、2つ。ワイナリーに併設されたヴィラデストカフェで頂くランチとワインです。まずは、ランチからご紹介。ランチはコースになっていて3種類から選ぶことができます。筆者はヴィラデストの野菜を一番楽しめるという「牛肉のボリートと野菜のグリル」をチョイスし、待つこと数十分。最初に登場したのは、「初夏のヴィラデスト」と名付けられた前菜!
ガーデンファームで採れた新鮮な野菜を堪能
使用している野菜は、殆どが農園で採れたものとのこと。そのお味は、野菜が苦手な人でもぺロリとたいらげてしまうほど。「野菜ってこんなに甘かったっけ?」という印象です。
そしていよいよメインディッシュ!! 「ボリート」とは、イタリアの田舎料理の一つで煮込み料理です。この肉の柔らかいことといったら、もう。そして、下味がしっかりしています。これなら、2か月先まで予約が入ってしまうことに納得です。
メニューはこちらから。
5種類のワインを飲み比べ!
おっと、もちろん忘れてはいません。ここは、ワイナリー。美味しい食事のパートナーはワインです。ランチでは、オリジナルのワインを5種類楽しめるのですが、わたしの目に留まったのはグラッパ式の蒸留器を使った 葡萄の蒸留酒。これ好きなんです。と、気持ちの中で叫ぶも、クルマでやってきた私はメニューに酔いしれるしかありませんでした。そんな心を癒してくれたのは、食後のハーブティーとデザート。これで3,600円(主菜により金額が異なります)ですから驚きです。
おなかも一杯になったので、園内を散策してみましょう!!
ラベンダーが広がるハーブ畑
「みんなが楽しそうにしてくれていることがうれしいですね。料理やワインを味わって、風景を楽しんで。ガーデンを見に来る人も多く、時間のある人は昼寝をして帰る人もいます(笑)。そういったゆったりとした時間の過ごし方をされている人をみると幸せですね」と、ヴィラデストの楽しみ方を聞かせてくれたのは、オーナーの玉村さん。
ガーデンは、5月のゴールデンウィークから10月ごろまで季節によって見ごろの花が異なります。
国産ワインコンクールで金・銀を受賞
VILLADEST GARDENFARM AND WINERYから出荷されるワインは年間2万本。
もちろん、この農園で栽培された葡萄から作られています。その美味しさは、国産ワインコンクールの金賞を獲るほど。会員になるファンも多く、限定生産されたワインは完売してしまいます。ネットショップでも購入可能なようですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
そんなワインが醸造されている場所が、このワイナリー。営業期間中の土日、祝日 (13:00からと15:00からの2回/各回定員10人)には見学もできるとのこと。
ランチでティスティングしたワインがどのようにして醸造されるのかを知るともっとワインが飲みたくなるのではないでしょうか。
思わずお土産をたくさん買ってしまうワイナリーショップ
そして併設のワイナリーショップがまた素敵なのです。シードルからデザートワインまで豊富に取り揃えられています。
その他にも、ワインをより美味しく感じさせるグラスから小皿にハーブ製品と女性のお客様にとってはちょっと危険な場所です(笑)
スタッフの室星さんは「一流のレストランのようなあらたまった接客ではなく、自分の家にお客様をご招待するような癒しを与える、おもてなしの心を忘れないようにしています」と、教えてくれました。
その言葉通り、自然を愛する人が出会い、交歓する、集いの場としてのワイナリーでした。
VILLADEST GARDENFARM AND WINERY 情報
住所:長野県東御市和(とうみしかのう)6027
電話:0268-63-7373
営業時間:10時~日没
駐車場:有り
アクセス:上越自動車道 東部湯の丸I.Cから10分
公式サイト:http://www.villadest.com/index.html
- Supervised by norico編集長 村田創
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中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!