クルマのわからないことぜんぶ|車初心者のための基礎知識

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秋川渓谷のグルメなら料理屋「黒茶屋」へ。クルマで訪れれば渓谷温泉も満喫できる

秋川渓谷のグルメなら料理屋「黒茶屋」へ。クルマで訪れれば渓谷温泉も満喫できる
クルマでしか行けない、クルマ以外でなんとか行けたとしても、わざわざクルマで行きたい。今回ご紹介するのは、日帰りで行ける都内の温泉と非日常を味わえる古民家料理です。

 

中央自動車道 あきる野ICを下り、国道7号線から檜原街道へ。 街中の雑踏を抜けると、景色は春の訪れを待ち焦がれている木々たちの姿に変わっていきます。しばらく、窓から流れ込む少し冷たい風を感じていると、決して通り過ぎることはないであろう、一枚の看板が目に飛び込んできます。

しばらく、窓から流れ込む少し冷たい風を感じていると、決して通り過ぎることはないであろう、一枚の看板が目に飛び込んできます。

黒く、存在感のある看板には「黒茶屋」の3文字が。
たった3文字の看板ですが、この看板こそが、年間十数万人のお客様を店内へと誘導する重要な役割を担っています。

製紙工場の廃業、料理屋を開業し創業50年

黒茶屋の歴史は古く、元々は製糸工場として使われていた建物でした。
その建物を利用し、炭火焼や山里料理を提供するお店として開業したのが1968年のこと。その裏には、黒茶屋創業者の高水謙二さん(株式会社黒茶屋代表取締役 以下、高水さん)の苦労が隠されていました。

製紙工場の廃業、料理屋を開業し創業50年

「私は、この場所で生まれたんです。当時は、製糸工場として稼働していましたが、18歳の時に時代と共に止むを得ず廃業することとなりました。
当時、高校を卒業したばかりの私には、何の能力もなく食べていく術がありませんでした。そこで何かをしなくては、と日々考えていました。
ある日、一つのことに気付きました。敷地内には、魚も取れる川が流れている。見渡せば、自然も豊かである。そして何よりも、この建物が残っていることに。
そこで、それらの資産を利用して料理屋を始めようと思いました」と語る高水さん。

家族でお客様をお迎えする料理屋

建物は、高水さん自らが手を加え少しずつ改装。食材も、川に行き魚を獲り、山に入っては山菜を集めたと言います。それを料理するのは、高水さんのお母さま。まさに、家族でお客様をお迎えする料理屋へと、一歩一歩階段を昇って行きました。

最初の頃は、近くの山へ向かう人や帰ってくる人など地域の方に家庭料理を提供していましたが、黒茶屋の評判は、お客様から友人へと少しずつ広がり、その輪は地元から近隣へ、そして遠方へと広がっていきました。「自分の家に大事なお客様をお招きする気持ちが大切です」とその想いを貫いておられます。

製紙工場の廃業、料理屋を開業し創業50年
ご来店されたお客様のために、それまでの家庭料理から本格的な懐石料理へとメニューを変更。厨房は、母親から料理長へとバトンタッチされました。同時に、料理と調和する空間と和みの時間、2つの『和』を感じさせる店内へと本格的に増改築を行いました。

50年間愛される続ける理由

黒茶屋へ訪れた人へ「黒茶屋の魅力は何ですか?」と尋ねると、古民家を改装したどこか懐かしさを感じる建物や見た目も美しく季節によって内容が変わる料理だと答える人が大勢いるでしょう。しかし、建物や料理だけでは、年間十数万人のお客様が訪れ50年間もお客様に愛され続ける料理店にはなれません。

「『お客様にどう感動を与えるか』ばかり考えています。ここへきてゆっくりと食事を楽しみ、川や山など自然を楽しんでいただく。それだけではなく、お客様の予想を上回る驚きを与えなくてはいけません。
そのために、ここはお客様の想いで作りの場であることを忘れないようにしています。家族での食事会や初めてのデートなど、お客様には様々な目的があります。その目的のために、多くの飲食店の中から黒茶屋をお選びになった。これは本当に大変なことです。ですから、お客様の大切な時間をしっかりと演出させて頂こうという気持ちを常に持っています。」

黒茶屋がお客様に愛され続ける理由は、きっとこのようなお客様に向き合う姿勢にあるのかもしれません。

黒茶屋のあとは渓谷温泉「瀬音の湯」でゆったり

黒茶屋でお料理を堪能した後、おすすめのスポットをもう一つご紹介します。黒茶屋からクルマで10分ほどの場所にある「瀬音の湯」です。

黒茶屋のあとは渓谷温泉「瀬音の湯」でゆったり
近くを流れる秋川のせせらぎを楽しみながら温泉を心ゆくまで味わってもらいたいという想いから名付けられ、その名の通り目と耳と体を癒してくれます。

日本の滝百選に選ばれた払沢の滝を巡るもまた良し

 2007年にオープンした瀬音の湯は、来場者数が平日でも500人を超え、土日は1200人以上という人気温泉となりましたが、その多くが近くを流れる「払沢の滝」を見学に来た観光客の方。東京都の唯一の村である檜原村に位置し、日本の滝百選にも選ばれているそうです。

瀬音の湯の魅力はなんといっても「泉質」と「自然」にあります。泉質は アルカリ性単純泉pH10.1。pH10を超える温泉は、日本全国でも50に満たないほど貴重です。

黒茶屋のあとは渓谷温泉「瀬音の湯」でゆったり

 

「露天風呂からは見える景色は四季によって印象が異なります。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、そして冬は雪景色がみることができます」と、瀬音の湯で広報を務める柴原 健一さん(新四季創造株式会社)は、自然と向き合える温泉だと教えてくれました。

黒茶屋のあとは渓谷温泉「瀬音の湯」でゆったり

クルマを走らせて少し疲れた体をリフレッシュさせるもよし。
自然に囲まれた温泉を楽しむもよし。
温泉後の1杯のコーヒーを味わうもよし。
自分なりの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

黒茶屋 情報

住所:東京都あきる野市小中野167
電話:042-596-0129
営業時間:11時~21時まで(受付は20時まで)
定休日:毎週火曜日(但し、祝祭日は営業)
アクセス:あきる野I.C.を下り、国道7号線から檜原街道
公式サイト:

www.kurochaya.com

瀬音の湯(せおとのゆ) 情報

住所:東京都あきる野市乙津565
電話:042-595-2614
営業時間:10時~22時まで(受付は21時まで)
アクセス:あきる野I.C.から車で約30分。黒茶屋からは約10分。
公式サイト:

www.seotonoyu.jp