車検に通るブレーキパッドの条件は?厚みの目安と交換費用の相場

車検に通るブレーキパッドの条件は?厚みの目安と交換費用の相場

※本記事内に安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

ブレーキパッドとは

ブレーキパッドの説明

「ブレーキパッド」とはその名の通りブレーキの一部で、車を停めるのに重要な役割を果たしています。

タイヤの内側には「ブレーキローター」と呼ばれるタイヤと連動する金属製の円盤があるのですが、そのブレーキローターを強く挟みタイヤの回転を止める役割をしているのがブレーキパッドです。

ブレーキパッドの摩擦によってタイヤの回転を止めているので、ブレーキパッドはブレーキを踏むたびに少しずつ摩耗していきます。

車検に通るブレーキパッドの条件

一般に、新品のブレーキパッドは7~10mm程度の厚さがあります。これが徐々に摩耗し薄くなっていくのですが、実はブレーキパッドの厚みは車検の基準には含まれていません。

厚さ1mmでも車検に通る?

車検においてチェックされるのは、「きちんとブレーキが効くかどうか」。

そのためブレーキパッドの厚みや減り具合はチェックされません。例え1mmしかなくても、その時にしっかりとブレーキが効けば車検に合格することができるのです。

ただし安全性には大きな影響

しかし「車検でチェックされないから放っておいても良い」というものではないので注意が必要です。

ブレーキパッドの残量が少なくなると、ブレーキの効きが悪くなります。危険を感じてもすぐに停まることができなくなるので、非常に危険な状態です。

そのため摩耗してくる時期を見極め、余裕を持って交換しておくと安心です。

交換時期の見極め方

ブレーキパッドは、「厚さが2~3mmになったら交換」が目安だといわれています。

しかしブレーキパッドはタイヤの内側についているため、「パッと外から見て状態が確認できる」というものではありません。そのため、以下を一つの目安として考えると良いでしょう。

交換時期の目安①走行距離

走行距離が長いからといってブレーキを踏む回数が多いとは限らないため、走行距離だけでブレーキパッドの摩耗ぐあいを正確に計算することはできません。しかし、一般に長く走っているほどブレーキを踏む回数も多くなるため、一つの目安となります。

普通車の場合は、3万km~4万kmほど走ったらブレーキパッドを交換すると良いでしょう。軽自動車の場合は、4万km~5万kmを目安にしてください。

交換時期の目安②金属音が聞こえる

また一部の車には、ブレーキパッドの交換時期を知らせる「パッドウェアインジケーター」が付いています。これは、ブレーキパッドの残りが少なくなると知らせてくれるもので、ブレーキを踏んだ時に「キーキー」という音が鳴ることが多いです。

ただし全ての車に搭載されているものではないので「金属音が聞こえないから大丈夫」という訳ではありません。

ブレーキパッド交換の費用

ブレーキパッドの交換に決まった値段はありませんが、本体費用は前後どちらかだけで7000~8000円程度のところが多いようです。これに交換のための工賃が加わるので、以下が総額の一つの目安です。(※フロントのみ、またはリアのみの場合)

  • 軽自動車…1万2,000~1万4,000円ほど
  • 普通自動車…1万3,000~1万5,000円ほど

車検時だと工賃が安い場合も

車検のタイミングでブレーキパッドの交換も頼むと、工賃が安くなることも多いようです。車検時には、点検のために車をリフトアップしタイヤを外すので、そのタイミングで一緒に作業をすると作業工程が少なくて済むからです。

 

走行距離で3万~4万km、期間としては車購入から4年、5年頃がブレーキパッドの交換の目安になります。タイミングとして車検を通してそのまま車を乗り続けるか、買い替えをするかの検討をするタイミングにもなるかと思います。買い替えの検討も視野に入れている場合は、是非ガリバーの査定を受けてみてください。

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Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!