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軽自動車の維持費を普通車と比較。税金に大きな差がアリ!?

軽自動車の維持費は普通車(コンパクトカー)と比較し約5万円安くなると言われます。必要な費用と月額平均のシミュレーション、維持費をより安く抑えるための節約ポイントをわかりやすく解説します。

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軽自動車とコンパクトカー(普通車)の維持費はどれくらい違う?

軽自動車は維持費が安い、と言われていますが本当なのでしょうか。まずは軽自動車とコンパクトカー(普通車)の維持費を比較表でチェックしてみましょう。

  軽自動車
・2015年4月1日以降登録
・燃費:24.7 ㎞/L
コンパクトカー(普通車)
・1,500㏄クラス
・燃費:22.9㎞/L
自動車税 10,800円 34,500円

自動車重量税

(車検時納付金額)

2,500円

(5,000円)

7,500円

(15,000円)

自賠責保険代
(24ヵ月分の金額)
12,535円
(25,070円)
12,915円
(25,830円)
任意保険代 50,800円 60,000円
車検代/基本料金のみ
(車検時納付金額)
20,000円
40,000円
30,000円
60,000円
ガソリン代 53,846円 58,078円
駐車場代 66,000円 66,000円
年間合計 215,681円 268,993円
月額平均 17,973円 22,416円

*自動車重量税・・・エコカー減税対象外のエコカーとする
*自賠責保険代・・・自賠責保険は24ヶ月契約の場合で換算する
*任意保険代・・・30歳以上6等級、一般的な保険内容とする
*ガソリン代・・・年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン単価133円/L(平成29年度平均)とする
*駐車場代・・・全国の月極駐車場の中央値5,500円とする

コンパクトカーに比べると軽自動車は年間の維持費が5万円以上安くなることがわかりました。特に差が目立つのは自動車税と自動車重量税の税金関係で、軽自動車の維持費の安さは税金の安さから来ていることがわかります。

その一方、ガソリン代については思ったほど差がないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

維持費に含まれる費用と節約のポイント

それでは自動車の維持費に含まれる費用と節約のポイントを解説していきましょう。

自動車税

自動車重量税とはその名の通り、自動車の車体重量に応じて1年ごとに課税されるものです。ただし支払いについては新車購入時または車検時にまとめて支払うこととされています。乗用車の場合は0.5トンごとに税額が上がりますが、軽自動車については重量にかかわらず一定です。軽自動車の多くは1トン以下ですが、実際には1トンを超える車種も存在します。この点だけを見ても、税制面で軽自動車がいかに優遇されているかが理解できるのではないでしょうか。

よく、軽自動車は車検が安い、と言われるのは、こういった税制面での優遇措置が大きいからでしょう。

自賠責保険代

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自動車に関する保険は大きく分けて2つです。

自動車を使用する者が必ず加入しなければならない自賠責保険(強制保険)と、加入については使用者の任意となる任意保険です。

自賠責保険については法律で加入が義務付けられています。つまり自賠責保険をかけていない車を運転することは法律違反となり、もし運転すれば1年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。

さらに、道路交通法の規定により違反点数6点が付加され免許停止処分となるので注意が必要です。なお、自賠責保険は基本的に被害者を救済するためのものであり、補償の対象は自動車事故によって相手が身体に受けた損害に限定されています。

そのため、たとえば、物損事故(相手の車や物へ損害を与える事故)や自損事故(自分の身体や車が損害を受ける事故)については、保険金は支払われないことを覚えておきましょう。保険料については軽自動車が25,070円(24か月)で普通乗用車が25,830円と大きな差はなく、これはどこの保険会社でも同じ金額となっています。

車検代

車検代については、自賠責保険や自動車重量税など必ず支払わなければならない部分はどの業者でも条件は同じです。大きく差がつくのは整備費用です。

「必要最低限の整備で済ませるのか」あるいは「大事をとってしっかりと整備するのか」、また「傷んだ部品についてはそのまま修理するのか」それとも「すべて交換してしまうのか」といったところで料金は大きく変わってきます。

一般にディーラーにお願いすると高めの見積もりとなることが多いようですが、必ずしもそれが悪いというわけではありません。

各業者に見積もりを取って比べるのはもちろん、料金だけを比較するのではなく、整備内容もしっかり確認しておくことが大事です。

自動車は一歩間違えれば凶器にもなりうる乗り物です。「安ければいい」ではなく、内容を見て納得のいく業者にお願いするのがよいのではないでしょうか。

ガソリン代

「軽自動車は燃費が良い」といわれていますが、ハイブリッドのコンパクトカーに比べれば、必ずしも有利とはいえません。

さらにハイブリッド以外でも、ディーゼル車であれば燃費が良い上、燃料費の安い軽油を使用するので軽自動車よりも維持費を抑えることができます。

軽自動車であってもストップ・アンド・ゴーの多い街中などでは、思ったほど燃費が伸びないこともあります。

ガソリン代を安く抑えたいのであれば、軽自動車であっても燃費を良くするための工夫が必要なのです。

燃費を良くするための工夫をする

維持費のうち、税金は自分の工夫や努力で節約することはできませんが、燃費は運転する人の工夫や努力で良くすることが可能です。

運転の仕方によって燃費はリッターあたり2~3㎞は変わるので、年間で1万円近く差が付くことになります(※)。

燃費を良くする運転は、決して難しいものではありません。
次にあげるポイントに気を付けるだけでも燃費はかなり改善するでしょう。
※燃費は23km/Lと20km/L、年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン単価133円/L(平成29年度平均)で試算。

  • 急発進・急加速をしない
  • アイドリング時間を少なくする
  • エンジンブレーキを使う
  • 車内に無駄な荷物を積まない
  • 適切な車間距離を保つ
  • タイヤの空気圧はこまめにチェック
  • エアコンを使いすぎない

駐車場代

車を所有するのであれば必ず必要になるのが駐車場です。

自宅に駐車場がある方を除けば、必ず月極めで駐車場を契約することになります。

一般的に都心の駐車場の代金は高いですが、それでも条件次第では相場よりも安い駐車場を見つけることは可能です。

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特に軽自動車の場合、普通車では駐車が難しい狭い場所でも駐車できるので、駐車場の持ち主との交渉次第で安く借りられることもあります。

自宅近くの駐車場はこまめにチェックし、駐車できそうなスペースがあるときはすぐに交渉ができるようにしておくとよいでしょう。

また、車でどこかに出かけた時にも駐車場を利用することになります。

外出先で駐車場を利用する際には、デパートやスーパー、ショッピングモールなどの駐車券サービスは最大限利用しましょう。長時間停めるのであれば、1日最大料金の有無や金額もチェックしておきたいところです。たとえば1時間当たりの料金が300円の駐車場に6時間駐車するなら、当日最大1,500円の駐車場に停めた方がお得ですし、用事が長引いて車を出すのが遅くなった場合でも安心です。

維持費をもっと安くするための節約のポイント

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ガソリンスタンド提携のクレジットカードを利用すると、値引き価格でのガソリン購入やポイント還元といった特典を受けられます。
普段決まったガソリンスタンドを利用しているのなら、提携のクレジットカードの会員になっておくとよいでしょう。

税金が安いだけじゃない!軽自動車の強みとは?

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税金以外にも軽自動車にはさまざまなメリットがあります。

軽自動車は車体がコンパクトで、狭いスペースでも駐車できるため、多くのデパートやショッピングモールが軽自動車専用のパーキングスペースを用意しています。休日などは車で出かける人も多いので、普通車に比べて軽自動車なら駐車可能な場合が多いのはありがたいですね。

また高速道路の料金も軽自動車は安く設定されています。

東名川崎ICから京都南IC(434.4km)を日曜日の朝に出発した場合、普通車は通常料金9,960円(ETC料金7,270円)ですが、軽自動車だと通常料金8,020円(ETC料金5,850円)と2割近く安くなります。

かつてはあった最高速の80km/h規制も撤廃された上、最新型の軽自動車であれば100km/hでの高速巡行も十分こなせるので、メリットだけが残ったことになります。

さらに、軽自動車を購入する際は、役所で発行される印鑑証明書が不要です。警察署で発行される車庫証明書については、必要な地域と不要な地域があるため確認しておきましょう。

ちょっとしたことかもしれませんが、普通自動車を購入する際に必要な印鑑証明書と車庫証明書が、軽自動車の場合は地域によってはどちらも不要と手続きが簡単になっているのも魅力的ですね。

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