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車検の費用を安くしたい!無理なく節約する5つのポイント

車検の費用を安くしたい

車検にかかる費用の内訳

一口に車検の費用といっても、実際には「自動車重量税」のように法律で金額を定められているものと、業者が自分で料金設定ができる点検や整備などの費用があります。

法律で定められている費用はクルマを乗り換えない限り節約できないので、まずは「今回の車検で節約できるのはどこなのか」を理解するのが重要です。

節約が難しい法定費用

車検費用の中で、その金額が法律で定められているのが以下の3つです。

  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税
  • 検査手数料(印紙・証紙代)

自賠責保険料は普通車・軽自動車それぞれで料金が決まっており、車検の際に次の車検までの期間分をまとめて支払います。また自動車重量税はクルマの重さによって定められており、次回車検までの費用を前払いする点は自賠責保険料と同様です。

検査手数料は2種類あり、国に検査手数料を納めるための「自動車検査登録印紙」と自動車検査法人に検査手数料を納める「自動車審査証紙」の両方を払わなくてはなりません。普通自動車の場合は合計1800円、小型自動車の場合は1700円、軽自動車の場合は1400円です。

節約しやすい点検・整備費用

法定費用の他に、車検を依頼する業者ごとに以下のような費用を設定しています。

  • 車検基本費用(点検料、測定検査料、代行手数料など)
  • 部品交換費用

車検基本費用は業者により金額に幅があり、安いところであれば1万円前後、ディーラーでは3~5万円程度であることが多いようです。

点検で部品の劣化が見られたり、不具合があったりした場合には、部品交換の費用も必要になります。かかる費用はクルマの状態によりますが、「ブレーキオイル」や「ラジエーター液」などは車検のたびに交換することが多いです。

またクルマが古くなるごとに不具合も増え、部品交換費用は高くなる傾向があります。

すぐに使える5つの節約ポイント

クルマの買い替えをしなくても、今回の車検から直ぐに使える5つの節約ポイントをご紹介します。

ポイント①ディーラー車検ありきで進めない

ディーラーはそのメーカーのクルマのプロであり、「何でも相談できる」という安心感があります。

しかし、車検業者の中でも車検基本費用が高めです。また部品交換をするに当たっても、部品の代金も作業員の工賃も高く設定されており、節約という観点ではお勧めできません。倍以上も費用が異なることがあるため、費用を比較してみてください。

ポイント②点検や部品交換が多すぎないか確認する

手厚い点検をしてくれれば安心感が増しますが、その分だけ車検基本費用は高くなりがちです。そのため「他社と比べて点検項目が多すぎないか」を確認してみてください。

また部品交換についても、「本当に必要なのか」を考えてみましょう。タイヤやバッテリーが消耗していないか確認しておけば、交換を勧められても「未だ必要ない」と断ることができます。

ポイント③オイル交換などは自分で済ませる

部品交換の中には、自分でも簡単にできるようなものもあります。オイル交換などはその代表であり、ちょっと詳しい人ならバッテリーやタイヤの交換も可能です。

自分でオイルやタイヤの交換ができれば部品交換費用が節約できますし、タイヤの状態が良ければ燃費よく走ることができます。

そのためにも、日頃から日常点検と定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

ポイント④割引サービスがないか確認する

意外に気づいていない人が多いのが、車検に関する割引サービス。業者ごとに、以下のようなサービスを用意していることが多いです。

  • インターネット割引
  • 早期予約割引
  • 会員割引
  • 平日割引・日中割引

割引のほかに、ECサイトで使えるポイントがもらえたり、オイル交換が無料になるサービスもあります。クレジットカードに優待サービスが付いていることもありますので、ぜひチェックしてみてください。

ポイント⑤ユーザー車検も検討する

クルマに詳しい人ならば、自分自身で点検や整備を行う「ユーザー車検」も一つの手です。ユーザー車検ならば業者に支払う車検基本費用などが不要です。また自分で部品交換を行うので、その分の費用も節約できます。

ただしクルマは数多くの部品を組み合わせた精密機器ですので、クルマに詳しくない人にはお勧めできません。必要なメンテナンスがなされなければ事故を起こす原因にもなりますので、多くの人にとっては「業者に頼まない選択肢もある」と理解しておくだけで充分でしょう。

車検は乗り換えを考える良い機会

まとまった費用がでていく車検は、クルマの買い替えを考えるいい機会です。特に以下のような場合には、買い替えも候補に入れることをお勧めします。

  • 自動車重量税が高くなる、13年目の車検を迎える
  • 子どもの入学・進学などでライフスタイルが変わった
  • 走行距離が変わって、燃費がいいクルマの方が得な可能性がある
  • 自動ブレーキなど、安全装備が充実したクルマに乗りたい

エコカー減税対象車なら車検の負担も減る

特にエコカー減税対象車を選ぶと、車検時に支払う自動車重量税だけでなく、自動車税や環境性能割も減免されます。

燃費が悪いクルマに乗っていると月々のガソリン代も高くなりますので、「どれくらい安くなるの」とシミュレーションして貰ってから決めても良いでしょう。