【予算別】おすすめカーナビ特集2018!選び方から取付方法まで一挙解説

 

【予算別】おすすめカーナビ特集2018!選び方から取付方法まで一挙解説

2DINナビとポータブルナビのどちらがいい?

DINとはカーオーディオやカーナビを置くスペースの規格のことを言います。ダッシュボードに取り付けるインダッシュタイプなら、収まりがよく配線も隠せるので見た目もスッキリ。2DINナビは大画面が魅力ですが、インダッシュタイプの場合はサイズに注意。ダッシュボードより大きく合わない場合は、モニターが上に出るオンダッシュタイプにするか、一回り小さい1DINナビにしなければいけません。

ポータブルナビは、持ち運びもできるカーナビのことで、配線の難しい2DINナビと比べて設置が簡単なのがメリットです。その反面、配線を隠せないことと、ダッシュボードの上に固定するので、2DINナビと比べて見栄えが良くないと感じる人もいます。まずはそれぞれの場所に設置したカーナビをイメージして、どちらのタイプがいいのかを選びましょう。

 

2DINナビとポータブルナビのどちらがいい?




カーナビは機能、価格、メーカーで選ぶ

設置場所からタイプが決まったら、次は選び方を考えてみましょう。カーナビに欲しい機能は、以下の5つを選択要素にしてみるといいでしょう。

①ワンセグまたはフルセグ

テレビ放送の受信方式はワンセグとフルセグの2タイプ。画質優先ならフルセグですが、移動中の受信が乱れやすいのが難点。その反面、移動体通信向けのワンセグは受信状態が安定しますが、画質はフルセグに劣り少し荒くなります。

②Bluetooth機能

Bluetooth対応ならスマートフォンなどに無線接続可能。スマートフォンなどに保存されている音楽をクルマのスピーカーで聞くことができます。また、電話がかかってきた時は、ハンズフリーで通話ができるようにも。

③ドライブレコーダー機能

ドライブレコーダーとカーナビを連携することで、両方の操作性と機能性が高まります。例えば、カーナビでドライブレコーダーの再生はもちろん、録画操作もできて、マップを見て撮影場所が分かる機能などが搭載されたカーナビも。

④画面サイズ

最近は大きなディスプレイのカーナビが人気で、画面サイズは7型が多くなっています。ハイグレードなカーナビでは、8型・9型という画面も。さらにアルパインのビッグXシリーズでは11型という車種専用カーナビも存在します。

⑤VICS WIDEの有無

「VICS(ビックス)」とは、渋滞や交通情報をFM多重放送やビーコンを使ってリアルタイムにカーナビに届けるシステムで、ルート検索や渋滞回避に利用されています。「VICS WIDE(ビックスワイド)」は、その進化版で、空いている道へリルートして、目的地までの走行をスムーズにする手助けをしてくれます。

 

まずは予算を決めて、必要な機能のみを満たしているカーナビを探してみるのが良いでしょう。機能性重視で選ぶのであれば、それに合わせた予算立てを。娯楽優先なら画質や音質優先、将来を見据えてiPhoneやAndroidの連動性を考えるのも一つの手です。

メーカーは、パナソニック、パイオニア(カロッツェリア)、イクリプス(デンソーテン)、ケンウッド、クラリオンが人気。15万円以上のハイグレードカーナビなら、アルパインの11型大画面「フローティングBIG X11」が好評です。お気に入りのメーカーやブランドが見つかったら、グレードの上げ下げで予算に合わせて行くのもいいでしょう。

こだわりがなく、最低限のカーナビ機能があればいいという方は、カーナビアプリもオススメです。

「車載ナビにも匹敵! 無料で使える高性能カーナビアプリ7選」へ

予算別!オススメのカーナビ特集

選び方が決まったら、あとは価格と商品情報を確認して決めるだけ。格安カーナビから、驚くほどコストパフォーマンスの良いモデル、高機能・高性能のハイグレードカーナビまで、norico編集部のオススメを予算別で紹介します。

格安!3万円以下

MOGGY YPL524/ユピテル(14,864円)

タイプ ポータブル
幅133㎜×高さ85㎜×奥行き16㎜
画面サイズ 5インチ
ワンセグorフルセグ なし
Bluetooth機能 なし
VICS WIDE なし
マップ更新無償期間 なし

コストパフォーマンス重視のカーナビユーザーに好評!価格がリーズナブルながら、2018年春版「マップルナビPro3」を搭載し、マップル旅行ガイドブック130冊分のスポット情報が収録されています。

全国のプロドライバーに聞き取り調査した渋滞時オススメの抜け道を表示することもでき、ユピテル独自の取締警報・警告データ7万件以上も収録。スピード違反を防いでくれたり、駐車禁止エリアや取締エリア、オービスの設置場所、事故多発エリアなども分かりやすいように表示されます。

マップの更新はできませんが、ity.クラブでオービス&コンテンツの更新は有料で可能です。

GORILLA CN-G520D/パナソニック(28,350円)

タイプ ポータブル
幅129㎜×高さ86㎜×奥行き17.8㎜
画面サイズ 5V型ワイド
ワンセグorフルセグ ワンセグ
Bluetooth機能 なし
VICS WIDE あり
マップ更新無償期間 3年間(更新方法:ダウンロード)

高品質なゼンリンのマップが採用されているので、きめ細かい情報が収録されています。全国約37,000件のおでかけスポット「るるぶDATA」も収録。名称の一部や愛称などの曖昧な情報でも目的地が検索できる「あいまい検索」も便利です。

また、GPSに加え、みちびき・グロナスに対応し、3種・計54基の衛星から電波を受信するので、自車位置表示がかなり正確。パナソニックのWEBサイトからGアプリをダウンロードし、SDカードにコピーしてナビにインストールすれば、さらに便利な機能やゲームなどを追加可能。性能面や機能面から見てもコストパフォーマンスの良さが光るカーナビです。

6万円以下

YERA YPF7540/ユピテル(31,802円)

タイプ ポータブル
幅188㎜×高さ118㎜×奥行き18㎜
画面サイズ 7型
ワンセグorフルセグ フルセグ(地デジ)
Bluetooth機能 なし
VICS WIDE なし
マップ更新無償期間 なし

YERAシリーズの最新ハイエンドモデル。ユピテルオリジナルの警告・警報データを収録し、4種類のオービスや取締エリア、検問エリア約1㎞前(高速道路は約2㎞前)から複数回に渡って知らせてくれます。

また、高速交通警察隊待機所や警察署、Nシステム(自動車ナンバー読み取り装置)設置地点、過去に検問が行われた交差点などに接近すると告知。事故多発エリア付近でも注意を促してくれますので、違反や事故防止の頼りになります。

全国主要部の渋滞ぬけみちも表示されるので、渋滞時も安心。

2018年春版「マップルナビPro3」を収録し、スポットや観光情報も満載。マップ更新はできませんが、ity.クラブでオービス&コンテンツの更新が有料でできます。

ストラーダ CN-RE04WD/パナソニック(58,334円)

タイプ インダッシュタイプ・ワイドDIN
幅205㎜×高さ104㎜×奥行き177㎜
画面サイズ 7V型ワイド
ワンセグorフルセグ フルセグ
Bluetooth機能 あり
VICS WIDE あり
マップ更新無償期間 なし

ゼンリンのマップを採用し、案内画面はリアルで複雑な交差点や分岐点でも分かりやすいと好評です。カーブなどが近づくとポップアップが開く「注意案内表示」や高速道路の逆走を防ぐ「逆走注意アラーム」など、安全面の機能も良し。

タッチパネルの反応も良く、操作性に優れています。エンタメ機能も充実。音のプロが調律した「音の匠」で高音質、そして高画質が人気の理由の一つ。スマートフォンとの連携も良く、専用アプリをダウンロードすれば、スマートフォンで探した地点をワンタッチでカーナビに転送できたり、リモコン代わりにもできます。

同シリーズの最新カーナビ(CN-RE05WD/73,224円)は2018年10月25日に発売!

10万円以下

録ナビ AVN-D8W/イクリプス(74,700円)

タイプ インダッシュタイプ
幅205.5㎜×高さ104㎜×奥行き165㎜
画面サイズ 7V型ワイド
ワンセグorフルセグ ワンセグ+12セグ(地デジ)
Bluetooth機能 あり
VICS WIDE あり
マップ更新無償期間 2020年10月末まで

2016年〜2017年モデルでフルモデルチェンジし、大幅に進化しています。さらに2018年モデルはドライブレコーダーを内蔵したモデルが登場。ドライブレコーダー専用のSDスロットを搭載し、SDカード(8GB)も付属。再生はもちろん、記録方法や画質モードなどの詳細設定もカーナビで簡単に設定できます。

また、専用アプリでスマートフォンとの連動し、記録データの転送も可能です。スマートフォンなどのテザリングでWi-Fiに接続すれば、毎月自動でマップ更新(2020年10月まで無料)ができたり、ソフトウェアをアップデートできるようにも。リアルタイムの駐車場探しや目的地の天気確認など、便利な機能を利用できるようにもなります。

彩速ナビ MDV-Z905/ケンウッド(89,000円)

タイプ インダッシュタイプ・2DIN
幅206㎜×高さ104㎜×奥行き175㎜
画面サイズ 7型
ワンセグorフルセグ フルセグ
Bluetooth機能 あり
VICS WIDE あり
マップ更新無償期間 1年間(MapFanプレミアム)

全シリーズ「彩速」の名を裏切らない性能を誇ります。高速処理LSI+デュアルコアCPUを搭載し、動きもサクサク。高速でスクロールしてもマップは途切れません。彩り鮮やかでメリハリのある高画質を楽しめる「光沢パネル」で、視認性にも優れています。

さらに、音楽再生機能にはこだわりがあり、ハイレゾ再生や配信音源で最高音質となる「DSD」形式のファイルに対応。Apple CarPlayやAndroid Auto™にも対応し、スマートフォンとの連動性もバッチリです。

また、KENWOOD MapFan Clubで「MapFanプレミアム」3,888円/年に契約すれば、いつでもマップを更新可。優待券がついてるので、1年間は無料です。

ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ MDV-Z905

ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ MDV-Z905

 

15万円以下

NXV987D/クラリオン(121,931円)

タイプ インダッシュタイプ・2DIN
幅206㎜×高さ104㎜×奥行き175㎜
画面サイズ 9型
ワンセグorフルセグ フルセグ(地デジ)
Bluetooth機能 あり
VICS WIDE あり
マップ更新無償期間 3年間

ひとつの画面にで、ナビ・オーディオ・ツール・アプリケーションの4つを同時に表示可能。目的に合わせてナビを拡大・縮小・切り替えを簡単に行えます。マップはランドマークをリアルに描画した3D Viewマップで、複雑な交差点や高速道路の出入口・分岐点も分かりやすく表現されています。

また、Apple CarPlayやAndroid Auto™にも対応し、スマートフォンとの連携で機能拡張は無限大! 出発から徒歩ルートまでサポートする「Door to Door ナビゲーション」で、駐車後のルートもスマートフォンで確認できます。ハイレゾ音源に加え、クラリオン独自の音響テクノロジーが搭載されていて、車内は魅力的な音響空間になります。

カロッツェリア サイバーナビ AVIC-CL902/パイオニア(134,980円)

タイプ インダッシュタイプ・ワイドDIN
幅200㎜×高さ126㎜×奥行き165㎜
画面サイズ 8V型ワイド
ワンセグorフルセグ フルセグ
Bluetooth機能 あり
VICS WIDE あり
マップ更新無償期間 3年間(更新方法:ダウンロード)

2018年6月に発売されたサイバーナビは、スマートフォンやパソコンと連携してコネクテッドカーにできる「MapFanコネクト」に対応しています。

コネクテッドカーとは、常時インターネットに接続しているクルマのこと。MapFanのサーバーを経由して、クルマの位置情報や走行軌跡をリアルタイムに確認できる「マイカーシーク」は、車両が盗難にあったときに追跡できるようにします。

また、パソコンで情報収集して最大5つの立寄りスポットを設定したドライブプランをサイバーナビに送信すれば、リアルタイムの交通情報を反映した最適ルートを提案してもらえます。また、原音に近いハイレゾ音源の再生に対応。高音質の音楽再生が楽しめるのも魅力です。

カロッツェリア(パイオニア) サイバーナビ 8型 カーナビ AVIC-CL902

カロッツェリア(パイオニア) サイバーナビ 8型 カーナビ AVIC-CL902

 

カーナビ取り付けはショップやディーラーにお願いするのがラクで安心

カーナビ取り付けのDIYはパネルを外したり、配線を整えたりと、簡単な作業ではありません。カー用品店などのショップやディーラーに依頼する方が、ラクでキレイにセットしてもらえるのでオススメ。

工賃の相場は、インダッシュタイプは16,000円〜30,000円程度、ポータブルは2,000円程度と言われています。主なショップやディーラーの例では、オートバックスではインダッシュタイプ16,200円〜、ポータブルタイプは2,100円〜。ディーラーの場合、トヨタでは1時間あたり7,000円〜8,000円程度で、作業時間は2時間ほど。

ただし、機種により手間や作業時間も変わってきますので、カーナビを購入する前に各ショップやディーラーに確認してから予算内に収まるように商品を選びましょう。

また、取り付けてもらったカーナビが保証期間内であれば、うまく作動しなかったり、不具合が起こったときにも無料で対応してもらえます。取り付けるカーナビが持ち込みの場合、工賃が高くなってしまうことがあるので、注意が必要です。

DIYで取り付け
DIYでカーナビ取付の手順と基礎知識(サイト『小舟でトト釣り』へリンクします)

オートバックス
カーナビ・カーエレクトロニクス関連サービス一覧(オートバックス公式HPへリンクします)

イエローハット
ピットサービスページ(イエローハット公式HPへリンクします)

新しいカーナビで、お出かけしましょう!

カーナビが新しくなると、試してみたくてどこかへお出かけしたくなるはず。そんなときに、ちょっとドライブへ出かけましょう。マップの正確性や使い勝手などを確認するいい機会になります。

不具合があった場合は、データを更新することで正常化することも。やっと見つけた、自分に合ったカーナビ。進化した機能の楽しさと性能を実感しながら走れば、ドライブもさらに楽しくなるはずです。
下記のドライブ記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!