ヤリスクロスの上位グレードである"Z"。現在は標準車以外にアドベンチャーやウルバーノが存在します。ここでは、Zグレード全体の特徴と3モデルの違いをわかりやすく解説します。
中古車情報
- ヤリスクロスの人気グレード ”Z”
- ヤリスクロス Z系グレードの新車価格
- ヤリスクロス Z系グレード全体の特徴
- Z アドベンチャーとZ ウルバーノの特徴
- Z系グレードならどれがおすすめ?
- 予算オーバーなら中古車も選択肢に
ヤリスクロスの人気グレード ”Z”
ヤリスクロスには複数のグレードがあり、走行性能の高い"GR SPORT"を除くと、ベースはX/G/Zの3段階に分かれます。このうち、"Z"は最も上位のグレードです。
一般に、車は中間グレードや上位グレードのモデルが人気です。ヤリスクロスは中間の"G"より上位の"Z"の方が人気なようで、多くのディーラーが「一番人気はZグレード」と紹介しています。
現在は3種類のモデルがある
2025年10月現在、Z系グレードには標準車以外に"Z アドベンチャー"と"Z ウルバーノ"というモデルが存在します。
Z アドベンチャーは、標準のZグレードをベースに、よりアウトドアイメージを強くした一台です。一方、Z ウルバーノは2025年2月の一部改良時に登場した特別仕様車で、より都会的な印象に仕上げられています。
どちらも基本装備は標準のZグレードと変わらず、走行性能や燃費性能も共通です。
ヤリスクロス Z系グレードの新車価格
| Z(標準) | Z アドベンチャー | Z ウルバーノ | |
|---|---|---|---|
| 2WD/ガソリン | 2,513,500円 | 2,629,000円 | 2,623,500円 |
| 4WD/ガソリン | 2,744,500円 | 2,860,000円 | 2,854,500円 |
| 2WD/ハイブリッド | 2,887,500円 | 3,003,000円 | 2,997,500円 |
| 4WD/ハイブリッド | 3,118,500円 | 3,234,000円 | 3,228,500円 |
※価格情報はトヨタ公式ページより(2025年10月6日時点)
標準のZグレード、Z アドベンチャー、Z ウルバーノの新車価格は上記の通りです。
上記3モデルの中ではZ アドベンチャーが最も高く、同じ駆動方式/エンジンの場合、標準車との差は115,000円です。Z ウルバーノはZ アドベンチャーより若干安価で、標準車との差110,000円です。
ヤリスクロス Z系グレード全体の特徴
Zグレードは、同じ駆動方式・エンジンのGグレードより新車価格が約34万円高いです。
Gグレードでオプション設定の一部装備が標準搭載されており、安全装備にも差があります。また、Zグレードのみでオプション設定となっている装備もあります。
【Zグレードならではの装備の特徴】
- 18インチタイヤ×切削光輝ホイール
- 内装色はブラックとカーキの2択
- 合成皮革+ツィード調ファブリック素材のシート
- フルLEDランプ
- 時間調整機能付きウォッシャー
- パノラミックビューモニター
- ブラインドスポットモニター
- 安心降車アシスト
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)
- アダプティブハイビーム*
- トヨタチームメイト(ハイブリッド車)*
- カラーヘッドアップディスプレイ*
- ステアリングヒーター
- 前席シートヒーター
- 電動式運転席シートアジャスター
- デジタルキー*
- ハンズフリーパワーバックドア*
- ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus
※ *印のある装備はオプション
外観で特徴的なのが、タイヤサイズとホイールです。G以下のグレードは16インチタイヤが標準ですが、Zグレードは18インチと大型。また、桜のようなデザインの切削光輝ホイールも美しいです(Z ウルバーノは別デザイン)。
安全装備もGグレードに比べて充実しており、ディスプレイオーディオの種類も異なります。
Z アドベンチャーとZ ウルバーノの特徴
前述の通り、ZアドベンチャーとZウルバーノは標準のZグレードをベースとして、主にデザインが変更されています。
アウトドア志向なZ アドベンチャー
Zアドベンチャーは、SUVらしい力強さやアウトドア志向を強く意識したモデルです。他のZ系グレードと比較すると、以下のような違いがあります。
【Zアドベンチャー独自の主な装備】
- 専用バンパー(フロント・リヤ)
- ルーフレール
- 合成皮革シート
- サドルタンの内装色(独自カラー)
ルーフレールとシルバーの専用バンパーにより、外観はより力強い印象に仕上がっています。また、内装色も他のグレードにないサドルタンが採用されており、アクティブさを感じられます。
都会的な特別仕様車のZ ウルバーノ
ウルバーノはイタリア語で「都会的な、洗練された」という意味で、ブラックの外装パーツが多用されています。引き締まりのある外観で、標準のZグレードよりもスタイリッシュさが増しています。
【Zウルバーノ独自の主な装備】
- グロスブラック塗装アルミホイール
- ブラック塗装リヤルーフスポイラー
- ブラック塗装アウトサイドドアハンドル
- ブラック塗装トヨタマーク
- ブラック塗装サイドオーナメント
- ブラック塗装ドアミラー
- LEDフロントフォグランプ
- 特別仕様車用フェンダーエンブレム*
- 特別仕様車用ドアミラーステッカー*
- 特別仕様車用プロジェクションイルミネーション*
- 特別仕様車用ステアリングエンブレム*
- 特別仕様車用スカッフプレート*
- 特別仕様車用フロアマット*
※ *印のある装備はオプション
ボディカラーは、 プラチナホワイトパールマイカまたはマッシブグレーとブラックマイカの2トーンです。また、メーカーオプションの専用装備も多く存在します。
Z系グレードならどれがおすすめ?
ここまでご紹介したように、Z系グレードはどれも基本的な装備が変わりません。異なるのは、ほとんど内外装の装備です。そのため「どのデザインが好みか」「デザインの違いに対していくらまでお金を出せるか」を基準に考えましょう。
標準のZグレードと比べて、Z アドベンチャーは115,500円高いです。また、Z ウルバーノは110,000円高いです。専用デザインに対して、これだけの差額を出せるかが基本的な判断の分かれ目となります。
エンジンはハイブリッドがおすすめ
エンジンは、ハイブリッドをお勧めします。Z系グレードのWLTC燃費は以下の通りです。
- 2WD×ガソリン:18.3km/L
- 4WD×ガソリン:17.1km/L
- 2WD×ハイブリッド:27.8km/L
- 4WD×ハイブリッド:26.0km/L
ガソリン車とハイブリッド車では価格差が37~38万円ほどありますが、これだけ燃費性能に差があると、ガソリン代への影響も大きいです。また、ハイブリッド車には独自の装備があり、静粛性も高く、税制優遇も受けられます。こうした違いも考慮して検討しましょう。
予算オーバーなら中古車も選択肢に
ヤリスクロスはサイズが小さく、初めての一台や運転を苦手とする人、都市部に住む人にもおすすめです。なかでも、装備の充実したZグレードは安心の一台といえます。
ハイブリッド車の新車価格は250万円~300万円ほどするため、予算オーバーの場合は中古車も探してみてください。最も古いモデルでも2020年式なので、安全装備もしっかりしています。