ハイト系ワゴン人気オススメランキング 2017年冬【新車編】

自動車ニュース / ガリバー

2016.12.27

ハイト系ワゴン人気オススメランキング 2017年冬【新車編】


軽自動車ハイト系 人気おすすめランキングベスト3 2017冬ダイハツ ムーヴ キャンバス/スズキ ハスラー/ダイハツ キャスト

車の乗り換えや購入を検討している方で、車種選びにお悩み中の方へ。
コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この冬新車でおすすめのハイト系軽自動車を聞きました。

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※本ランキングには安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

  • 軽自動車ハイト系 ランキング ベスト1 ムーヴ キャンバス

    ダイハツ ムーヴ キャンバス

    キャンバスは、ムーヴの派生車として2016年9月に登場した。キャンバスの属するハイト系ワゴンクラスは、今まで両側スライドドアをもつモデルが存在しなかった。主にコスト面から高額になると売れない、というメーカー側の考えが強かったからだ。キャンバスは、両側スライドドアを装備しながら価格を抑えることで、顧客ニーズに対応。さらに、キャンバスは単に両側スライドドアを持つモデルということだけではなく、ユニークで可愛らしいデザインを採用することで、他のハイト系と差別化した。販売面でも好調のようで、新たなマーケットを築き上げようとしている。

  • 軽自動車ハイト系 ランキング ベスト2 スズキ ハスラー

    スズキ ハスラー

    ハスラーは、2014年に登場。ベースとなっているのはワゴンR。ワゴンRが実用性重視としているのに対して、ハスラーはレジャーでの使い勝手や遊び心あふれるデザインで、生活を豊かにしてくれる軽自動車のあり方を提案した。そうした斬新なコンセプトが評価されて、デビュー直後から人気モデルの道を歩んでいる。もちろん、クルマである以上、安全性も重要。2015年12月の改良では、歩行者検知式自動ブレーキであるデュアルカメラブレーキサポートを搭載し安全性能を大幅に向上。さらに、ターボモデルにもマイルドハイブリッド機能であるS-エネチャージが搭載され、燃費性能を向上させている。

  • 軽自動車ハイト系 ランキング ベスト3 ダイハツ キャスト

    ダイハツ キャスト

    最近のダイハツは、多品種少量生産とすることで、スズキとは異なる戦略を取る。その一例ともいえるのがキャストだ。顧客ニーズの多様化に対応するために登場したキャストだが、基本部分はムーヴをベースとしコストを低減している。さらにキャストには、3つのボディタイプが存在する。標準車のキャストスタイルをベースに、SUVルックのキャストアクティバ、スポーツモデルのキャストスポーツが用意された。より自分の好みのキャストが選択できる。ベースのムーヴが、軽自動車の本質を追求したモデルであるのに対して、キャストは所有する歓びが得られるモデルだ。ベースがムーヴということもあり、クルマの基本性能や燃費性能、安全装備も高いレベルにありバランスに優れた軽自動車だ。


オススメ ランキングの3台を比較

VSハイト系ワゴンランキングベスト3 の 燃費・価格
  • ムーヴ
    キャンバス

    ダイハツ ムーヴ キャンバス

    キャンバスのエンジンは、自然吸気の660㏄のみ。燃費はFF(前輪駆動)車が28.6㎞/Lで、4WD車が27.4㎞/Lとなっている。ムーヴベースのモデルなのに、ムーヴの燃費値31.0㎞/Lに対し大きく下がっている理由は、両側スライドドアを装備したことによる重量増が原因。キャンバスの価格は、両側スライドドアを装備しながら、1,188,000~1,668,600円と意外とリーズナブルな価格設定となっている。

  • ハスラー

    スズキ ハスラー

    スズキ ハスラーの燃費は、マイルドハイブリッド機能の恩恵で32.0㎞/Lとライバルを圧倒する優れた燃費値をもつ。ターボ車にもマイルドハイブリッド機能がプラスされたことで、こちらもクラストップの27.8㎞/Lと非常に優れた数値となっている。この数値は、SUV系クロスオーバー車の中ではトップといえるもの。同じテイストをもつキャストアクティバが30.0㎞/Lなので、ハスラーのマイルドハイブリッド機能は伊達ではない。予算次第だが、これくらい燃費が良いと、ファーストカーとして余裕のあるターボ車も積極的に選んでもいいだろう。価格は、ハスラーの上級グレードXが1,461,240円。やや高価に見えるが、歩行者検知式自動ブレーキなどが標準装備化。さらに、マイルドハイブリッド機能も付いているので、安くはないが十分納得のできる価格といえるだろう。

  • キャスト

    ダイハツ キャスト

    キャスト スタイル、アクティバの燃費は30.0㎞/Lとなっていて、マイルドハイブリッド機能を使わず30.0㎞/Lという燃費値を叩き出した点は、さすがダイハツというべきだろう。ターボ車は27.0㎞/Lとハスラーのターボ車とそれほど変わらない燃費値となっている。キャストスポーツは、ターボのみの設定でスポーツモデルということもあり、燃費値は若干下がり24.8㎞/Lとなった。
    上級グレードのキャストアクティバG SAIIの価格は1,414,800円。ライバルとなるハスラーより、マイルドハイブリッド機能や歩行者検知式の自動ブレーキでは無いこともあり、やや安価な価格設定となっている。

VSハイト系ワゴンランキングベスト3 の 装備・使い勝手
  • ムーヴ
    キャンバス

    ダイハツ ムーヴ キャンバス

    両側スライドドアを装備したことで、このクラスではトップレベルの使い勝手の良さとなっている。スーパーハイト系のように、上方へのスペースが必要ない顧客にとっては、価格もリーズナブルなので、買いやすいのも特徴だ。後席シート下には、スライド式の置きラクボックスと呼ばれる収納スペースがあり、ある程度固定できるので直にシートやフロアに置きたくない荷物が積める。その他、収納スペースは豊富に用意されている。
    安全装備は歩行者検知するものの自動ブレーキは作動しないというスマートアシストIIが用意されている。すでに、タントには歩行者検知式自動ブレーキであるスマートアシストIIIが登場。いずれキャンバスもバージョンアップされる可能性が高いので、買い時はスマートアシストIIIが用意されてからだ。

  • ハスラー

    スズキ ハスラー

    ハスラーはライフスタイルを豊かにする軽自動車としての価値が高いモデル。趣味やドライブを楽しむためのクルマだ。そのため、アウトドアシーンでも活躍できるクルマとして開発されている。軽自動車なので収納スペースが豊富なのはあたりまえ。ハスラーには、ラゲッジフロアに汚れを拭き取りやすい素材が採用されているなど、濡れた道具なども気にせずに積載することができるようになっており、アウトドアレジャーでの使い勝手の良さが魅力だ。ハスラーは、SUVルックのクロスオーバー車でもあり、4WD車には、滑りやすい下り坂をブレーキ操作無しに自動で下ることができるヒルディセントコントロールや、雪道などでの発進をサポートするグリップコントロールも用意され、高い走破性を得ている。こうした装備は、積雪地域での使い勝手も良好だ。また、Apple CarPlayにも対応している。安全装備面では、クラス唯一の歩行者検知式自動ブレーキが用意。クラストップレベルの安全性能を誇る。ただし、スズキはどうも安全性能に関して意識が低く、サイド&カーテンエアバッグがオプションでも設定されていない。

  • キャスト

    ダイハツ キャスト

    小物入れの収納スペースの数を競うタイプの軽自動車ではないのがキャスト。240㎜のリヤシートロングスライドに、リヤ分割リクライニング機能など、パッセンジャーがリラックスできる装備が用意されている。
    安全装備では、歩行者検知者するものの自動ブレーキは作動しないという微妙なスマートアシストIIが用意されている。
    ただ、誤発進抑制機能は前方だけでなく、後方へも対応しているので、高齢者や初心者にも安心して乗れる安全装備だ。タントには、歩行者検知式自動ブレーキであるスマートアシストIIIが用意されたので、いずれキャストも同様な安全装備にバージョンアップする可能性が高いので、この装備が用意されてからが買い時だ。以前はオプション設定されていたが、いつの間にかサイドエアバッグなどの設定が無くなっていて、装備できなくなっている。安全性能が時代に逆行し始めているのが難点だ。

VSハイト系ワゴンランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地
  • ムーヴ
    キャンバス

    ダイハツ ムーヴ キャンバス

    キャンバスは、自然吸気の660㏄エンジンのみの設定で52ps&60Nmとなる。ムーヴであれば、これでも十分と言えるのだが、キャンバスは両側スライドドアを装備していることで車重が重い。街中ではとくに不満があるわけではないが、登り坂や瞬時に加速したい時など、加速力にやや物足りなさを感じてしまう。街中オンリーというのであれば問題ないが、高速道路や登り坂の多い山道をよく走る人にはターボ車が欲しいところ。乗り味は、乗り心地重視。ゆったりとした走りとなる。

  • ハスラー

    スズキ ハスラー

    ハスラーは、SUVとのクロスオーバー車ということもあり、最低地上高や全高を高めている。車高や最低地上高があがると、重心高が高くなり、運動性能面では不利になる。優れた運動性能をもつワゴンRベースとはいえ、やはり重心の高さはどうにもならない感じで、ワゴンRレベルとはいかない。また、ホイールが大きいので、ワゴンRと比べると多少ドタバタ感はある。それでも、足まわりのチューニングはよく出来ていて、なかなか安定した走りを披露する。スペーシアなどのスーパーハイト系に比べれば、かなり安定した走行性能を持っていて、高速道路などでも安心できる。また、最低地上高を上げているので、走破性が高い。最低地上高は4WDで175㎜。ワゴンRに対して25㎜も高くなっているので、ちょっとしたラフロードや雪道なども難なく走れる実力を持つ。

  • キャスト

    ダイハツ キャスト

    キャストのベースとなっているのは、走行性能に定評があるムーヴだ。ムーヴは、骨格の板厚を1.5倍にした軽量高剛性ボディを採用。その他、サスペンションの高剛性化や特性を見直すなど、クルマとしての基本性能を徹底して高めた。こうした基本設計の高さにより、ムーヴの走行性能は軽自動車の枠を超え、ひとクラス上のコンパクトカーをも上回るほどとなった。キャストは、そんなムーヴと同じ基本骨格を採用しているので、優れた走行性能を誇る。標準車のキャスト スタイルとSUVルックのアクティバともに、足回りの設定はややかため。かわいい系の顔のクルマとは思えないほど、手応えのはる走りとなる。ターボ車を選べば、どんなシチュエーションでも問題なく走る。こうした高い走行性能をさらに引き延ばしたモデルがキャストスポーツ。キャストスポーツは、ターボ車のみの設定で、4ドアのコペンを目指したという。なかなか気持ちの良い走りを披露するが、残念ながら、MT車の設定がない。

VSハイト系ワゴンランキングベスト3 の デザイン
  • ムーヴ
    キャンバス

    ダイハツ ムーヴ キャンバス

    どこかで見たようなデザインをもつキャンバスは、確実にフォルクスワーゲン バスをモチーフにしていることが車名からもよく分かる。軽自動車で無理やり迫力を出そうとするカスタム系が得意なダイハツデザインとは思えないほどの愛らしさがある。こうしたデザインは、女性を意識しているが、ボディカラー次第では十分に男性でも乗れる魅力がある。また、カスタマイズして自分らしさを表現したくなるクルマでもあり、よりライフスタイルを豊かにしてくれそうだ。

  • ハスラー

    スズキ ハスラー

    ハスラーの登場は、ダイハツにかなりのインパクトを与えた。ダイハツが色々な車種展開をするのは、ハスラーの大ヒットが要因といってもいい。それは、超保守派といえるデザインをもつワゴンRから、まったく異なるハスラーを生み出したスズキのデザイン力にある。ちょこちょこどこかで見たデザインが使われているが、軽自動車の小さなボディを上手く生かした愛嬌のあるデザインだ。このかわいいデザインに、樹脂製のフェンダーガードやフロントのアンダーガードなどで、上手く力強さをプラスし、遊び心あふれるクルマに仕上げている。2トーンカラーなど、明るめのカラーを含め、ボディカラーも豊富。お気に入りのボディカラーを選べば、ハスラーに乗ってどこかドライブに行きたくなるような気持にさせてくれる数少ないデザインだ。ただし、最近では見慣れたこともあり、新鮮さに欠けてきたので、今後は一定のテコ入れが必要だろう。

  • キャスト

    ダイハツ キャスト

    キャストには3つのデザインがある。標準車となるスタイルをベースにSUVテイストをプラスしたアクディバ、スポーティさをプラスしたスポーツが用意されている。困ったのは、どのモデルも標準車のスタイルを少しだけアレンジしました感となっていて、明確な違いが無いことだ。ベースのスタイルが、女性を意識してか全体的に可愛らしくまとめられているため、アクティバやスポーツ共、なんだか力強さやスポーツ感が足りない。もう少し、明確な違いをアピールできるデザインにしたいところだ。

ハイト系ワゴンランキングベスト3 の 知って得する新車値引き交渉術

軽自動車は、新車を買うのがバカらしい時代に入っている。軽自動車を買う場合は、まず届出済み未使用車を探してみるといい。出たばかりの新型車以外で、人気モデルならゴロゴロと出てくるだろう。こうした未使用車は、ディーラーがメーカーからもらうインセンティブ欲しさや、メーカーのシェア争いなどにより、自社登録し売ったようにみせかけるために生まれる。一度登録すると中古車扱いになるため、オークションなどを経由して、中古車店に並ぶ。中古車扱いとはいえ、登録しただけのクルマなので、基本的なコンディションは新車とほぼ同じと考えていい。価格は新車よりもかなり安い。現車販売となるため、自分の好きな色やグレード、装備などが合えば、これほどお得感があるものはないだろう。
未使用車の多くは、営業トークで「新車よりかなり安くなっているので、値引きはできません」などと言われることが多い。しかし、値引きは可能。流通量が少ない未使用車は、売り手が有利になるので確かに値引きが厳しいかもしれないが、流通量の多い未使用車は同じ未使用車同士を競合させれば必然的に売り手は値引き対応するしかなくなるのだ。損金額は、数万円程度かもしれないが、値引き無しよりはましだ。未使用車同士をシッカリと競合させて値引きを引き出したい。場合によっては、ライバル車同士を競合させても良い。また、どうしても新車という人は、未使用車と新車を競合させるのもよい。未使用車並みの価格までいかないにせよ、新車ディーラーは台数を稼ぎたいので値引き対応するしかないのだ。
未使用車とはいえ、登録してから長期間が経過しているクルマは注意が必要だ。中には登録してから、1年くらい経過したクルマもある。さすがに、これだけ長期間放置されていれば、クルマの各部が劣化し始めている。これでは、未使用車とはいえ、新車コンディションとはいえない。こうしたモデルは、なるべく避けたほうがよい。
そして、下取り車は必ず買取店で一度査定することをお勧めする。未使用車を買う中古車店での下取りは、下取り価格をいかようにも調整できる。未使用車で値引きした分を取り戻そうと、安い下取り価格にする可能性もあるからだ。新車での下取りも同じだ。まずは、買取店で適正な価格を知ることが重要。できれば、買取店も数店舗で査定したい。こうすることで、より本当のクルマの価値が分かってくる。最終的には、一番高価で引き取ってくれるところへ売却すればいいだけだ。

その他のボディタイプ別 オススメランキング
  • 軽自動車スーパーハイト系 燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!
  • ミニバン
  • コンパクト 国産車 無難に選びたいなら、おいしいとこ取りのコレ!
  • コンパクト 輸入車 人気急上昇中!意外とコスパのいい車種多し。
  • SUV デザインと走りを重視する人へ。
  • 高級セダン いつかは乗りたい、王道スタイル。
クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表大岡智彦 氏
CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

軽自動車ハイト系 人気おすすめランキングベスト3 2017冬

車の乗り換えや購入を検討している方で、車種選びにお悩み中の方へ。
コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この冬新車でおすすめのハイト系軽自動車を聞きました。

※本ランキングには安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

  • RANKING BEST 1ダイハツ ムーヴ キャンバス

    ダイハツ ムーヴ キャンバス

    キャンバスは、ムーヴの派生車として2016年9月に登場した。キャンバスの属するハイト系ワゴンクラスは、今まで両側スライドドアをもつモデルが存在しなかった。主にコスト面から高額になると売れない、というメーカー側の考えが強かったからだ。キャンバスは、両側スライドドアを装備しながら価格を抑えることで、顧客ニーズに対応。さらに、キャンバスは単に両側スライドドアを持つモデルということだけではなく、ユニークで可愛らしいデザインを採用することで、他のハイト系と差別化した。販売面でも好調のようで、新たなマーケットを築き上げようとしている。

  • RANKING BEST 2スズキ ハスラー

    スズキ ハスラー

    ハスラーは、2014年に登場。ベースとなっているのはワゴンR。ワゴンRが実用性重視としているのに対して、ハスラーはレジャーでの使い勝手や遊び心あふれるデザインで、生活を豊かにしてくれる軽自動車のあり方を提案した。そうした斬新なコンセプトが評価されて、デビュー直後から人気モデルの道を歩んでいる。もちろん、クルマである以上、安全性も重要。2015年12月の改良では、歩行者検知式自動ブレーキであるデュアルカメラブレーキサポートを搭載し安全性能を大幅に向上。さらに、ターボモデルにもマイルドハイブリッド機能であるS-エネチャージが搭載され、燃費性能を向上させている。

  • RANKING BEST 3ダイハツ キャスト

    ダイハツ キャスト

    最近のダイハツは、多品種少量生産とすることで、スズキとは異なる戦略を取る。その一例ともいえるのがキャストだ。顧客ニーズの多様化に対応するために登場したキャストだが、基本部分はムーヴをベースとしコストを低減している。
    さらにキャストには、3つのボディタイプが存在する。標準車のキャストスタイルをベースに、SUVルックのキャストアクティバ、スポーツモデルのキャストスポーツが用意された。より自分の好みのキャストが選択できる。ベースのムーヴが、軽自動車の本質を追求したモデルであるのに対して、キャストは所有する歓びが得られるモデルだ。ベースがムーヴということもあり、クルマの基本性能や燃費性能、安全装備も高いレベルにありバランスに優れた軽自動車だ。

オススメランキングの3台を比較

燃費・価格
  • ムーヴ キャンバス

    キャンバスのエンジンは、自然吸気の660㏄のみ。燃費はFF(前輪駆動)車が28.6㎞/Lで、4WD車が27.4㎞/Lとなっている。ムーヴベースのモデルなのに、ムーヴの燃費値31.0㎞/Lに対し大きく下がっている理由は、両側スライドドアを装備したことによる重量増が原因。キャンバスの価格は、両側スライドドアを装備しながら、1,188,000~1,668,600円と意外とリーズナブルな価格設定となっている。

  • ハスラー

    スズキ ハスラーの燃費は、マイルドハイブリッド機能の恩恵で32.0㎞/Lとライバルを圧倒する優れた燃費値をもつ。ターボ車にもマイルドハイブリッド機能がプラスされたことで、こちらもクラストップの27.8㎞/Lと非常に優れた数値となっている。この数値は、SUV系クロスオーバー車の中ではトップといえるもの。同じテイストをもつキャストアクティバが30.0㎞/Lなので、ハスラーのマイルドハイブリッド機能は伊達ではない。予算次第だが、これくらい燃費が良いと、ファーストカーとして余裕のあるターボ車も積極的に選んでもいいだろう。価格は、ハスラーの上級グレードXが1,461,240円。やや高価に見えるが、歩行者検知式自動ブレーキなどが標準装備化。さらに、マイルドハイブリッド機能も付いているので、安くはないが十分納得のできる価格といえるだろう。

  • キャスト

    キャスト スタイル、アクティバの燃費は30.0㎞/Lとなっていて、マイルドハイブリッド機能を使わず30.0㎞/Lという燃費値を叩き出した点は、さすがダイハツというべきだろう。ターボ車は27.0㎞/Lとハスラーのターボ車とそれほど変わらない燃費値となっている。キャストスポーツは、ターボのみの設定でスポーツモデルということもあり、燃費値は若干下がり24.8㎞/Lとなった。
    上級グレードのキャストアクティバG SAIIの価格は1,414,800円。ライバルとなるハスラーより、マイルドハイブリッド機能や歩行者検知式の自動ブレーキでは無いこともあり、やや安価な価格設定となっている。

装備・使い勝手
  • ムーヴ キャンバス

    両側スライドドアを装備したことで、このクラスではトップレベルの使い勝手の良さとなっている。スーパーハイト系のように、上方へのスペースが必要ない顧客にとっては、価格もリーズナブルなので、買いやすいのも特徴だ。後席シート下には、スライド式の置きラクボックスと呼ばれる収納スペースがあり、ある程度固定できるので直にシートやフロアに置きたくない荷物が積める。その他、収納スペースは豊富に用意されている。
    安全装備は歩行者検知するものの自動ブレーキは作動しないというスマートアシストIIが用意されている。すでに、タントには歩行者検知式自動ブレーキであるスマートアシストIIIが登場。いずれキャンバスもバージョンアップされる可能性が高いので、買い時はスマートアシストIIIが用意されてからだ。

  • ハスラー

    ハスラーはライフスタイルを豊かにする軽自動車としての価値が高いモデル。趣味やドライブを楽しむためのクルマだ。そのため、アウトドアシーンでも活躍できるクルマとして開発されている。軽自動車なので収納スペースが豊富なのはあたりまえ。ハスラーには、ラゲッジフロアに汚れを拭き取りやすい素材が採用されているなど、濡れた道具なども気にせずに積載することができるようになっており、アウトドアレジャーでの使い勝手の良さが魅力だ。ハスラーは、SUVルックのクロスオーバー車でもあり、4WD車には、滑りやすい下り坂をブレーキ操作無しに自動で下ることができるヒルディセントコントロールや、雪道などでの発進をサポートするグリップコントロールも用意され、高い走破性を得ている。こうした装備は、積雪地域での使い勝手も良好だ。また、Apple CarPlayにも対応している。安全装備面では、クラス唯一の歩行者検知式自動ブレーキが用意。クラストップレベルの安全性能を誇る。ただし、スズキはどうも安全性能に関して意識が低く、サイド&カーテンエアバッグがオプションでも設定されていない。

  • キャスト

    小物入れの収納スペースの数を競うタイプの軽自動車ではないのがキャスト。240㎜のリヤシートロングスライドに、リヤ分割リクライニング機能など、パッセンジャーがリラックスできる装備が用意されている。
    安全装備では、歩行者検知者するものの自動ブレーキは作動しないという微妙なスマートアシストIIが用意されている。ただ、誤発進抑制機能は前方だけでなく、後方へも対応しているので、高齢者や初心者にも安心して乗れる安全装備だ。タントには、歩行者検知式自動ブレーキであるスマートアシストIIIが用意されたので、いずれキャストも同様な安全装備にバージョンアップする可能性が高いので、この装備が用意されてからが買い時だ。以前はオプション設定されていたが、いつの間にかサイドエアバッグなどの設定が無くなっていて、装備できなくなっている。安全性能が時代に逆行し始めているのが難点だ。

走行性能・乗り心地
  • ムーヴ キャンバス

    キャンバスは、自然吸気の660㏄エンジンのみの設定で52ps&60Nmとなる。ムーヴであれば、これでも十分と言えるのだが、キャンバスは両側スライドドアを装備していることで車重が重い。街中ではとくに不満があるわけではないが、登り坂や瞬時に加速したい時など、加速力にやや物足りなさを感じてしまう。街中オンリーというのであれば問題ないが、高速道路や登り坂の多い山道をよく走る人にはターボ車が欲しいところ。乗り味は、乗り心地重視。ゆったりとした走りとなる。

  • ハスラー

    ハスラーは、SUVとのクロスオーバー車ということもあり、最低地上高や全高を高めている。車高や最低地上高があがると、重心高が高くなり、運動性能面では不利になる。優れた運動性能をもつワゴンRベースとはいえ、やはり重心の高さはどうにもならない感じで、ワゴンRレベルとはいかない。また、ホイールが大きいので、ワゴンRと比べると多少ドタバタ感はある。それでも、足まわりのチューニングはよく出来ていて、なかなか安定した走りを披露する。スペーシアなどのスーパーハイト系に比べれば、かなり安定した走行性能を持っていて、高速道路などでも安心できる。また、最低地上高を上げているので、走破性が高い。最低地上高は4WDで175㎜。ワゴンRに対して25㎜も高くなっているので、ちょっとしたラフロードや雪道なども難なく走れる実力を持つ。

  • キャスト

    キャストのベースとなっているのは、走行性能に定評があるムーヴだ。ムーヴは、骨格の板厚を1.5倍にした軽量高剛性ボディを採用。その他、サスペンションの高剛性化や特性を見直すなど、クルマとしての基本性能を徹底して高めた。こうした基本設計の高さにより、ムーヴの走行性能は軽自動車の枠を超え、ひとクラス上のコンパクトカーをも上回るほどとなった。キャストは、そんなムーヴと同じ基本骨格を採用しているので、優れた走行性能を誇る。標準車のキャスト スタイルとSUVルックのアクティバともに、足回りの設定はややかため。かわいい系の顔のクルマとは思えないほど、手応えのはる走りとなる。ターボ車を選べば、どんなシチュエーションでも問題なく走る。こうした高い走行性能をさらに引き延ばしたモデルがキャストスポーツ。キャストスポーツは、ターボ車のみの設定で、4ドアのコペンを目指したという。なかなか気持ちの良い走りを披露するが、残念ながら、MT車の設定がない。

デザイン
  • ムーヴ キャンバス

    ムーヴ キャンバス

    どこかで見たようなデザインをもつキャンバスは、確実にフォルクスワーゲン バスをモチーフにしていることが車名からもよく分かる。軽自動車で無理やり迫力を出そうとするカスタム系が得意なダイハツデザインとは思えないほどの愛らしさがある。こうしたデザインは、女性を意識しているが、ボディカラー次第では十分に男性でも乗れる魅力がある。また、カスタマイズして自分らしさを表現したくなるクルマでもあり、よりライフスタイルを豊かにしてくれそうだ。

  • ハスラー

    ハスラー

    ハスラーの登場は、ダイハツにかなりのインパクトを与えた。ダイハツが色々な車種展開をするのは、ハスラーの大ヒットが要因といってもいい。それは、超保守派といえるデザインをもつワゴンRから、まったく異なるハスラーを生み出したスズキのデザイン力にある。ちょこちょこどこかで見たデザインが使われているが、軽自動車の小さなボディを上手く生かした愛嬌のあるデザインだ。このかわいいデザインに、樹脂製のフェンダーガードやフロントのアンダーガードなどで、上手く力強さをプラスし、遊び心あふれるクルマに仕上げている。2トーンカラーなど、明るめのカラーを含め、ボディカラーも豊富。お気に入りのボディカラーを選べば、ハスラーに乗ってどこかドライブに行きたくなるような気持にさせてくれる数少ないデザインだ。ただし、最近では見慣れたこともあり、新鮮さに欠けてきたので、今後は一定のテコ入れが必要だろう。

  • キャスト

    キャスト

    キャストには3つのデザインがある。標準車となるスタイルをベースにSUVテイストをプラスしたアクディバ、スポーティさをプラスしたスポーツが用意されている。困ったのは、どのモデルも標準車のスタイルを少しだけアレンジしました感となっていて、明確な違いが無いことだ。ベースのスタイルが、女性を意識してか全体的に可愛らしくまとめられているため、アクティバやスポーツ共、なんだか力強さやスポーツ感が足りない。もう少し、明確な違いをアピールできるデザインにしたいところだ。

新車値引き交渉術

軽自動車は、新車を買うのがバカらしい時代に入っている。軽自動車を買う場合は、まず届出済み未使用車を探してみるといい。出たばかりの新型車以外で、人気モデルならゴロゴロと出てくるだろう。こうした未使用車は、ディーラーがメーカーからもらうインセンティブ欲しさや、メーカーのシェア争いなどにより、自社登録し売ったようにみせかけるために生まれる。一度登録すると中古車扱いになるため、オークションなどを経由して、中古車店に並ぶ。中古車扱いとはいえ、登録しただけのクルマなので、基本的なコンディションは新車とほぼ同じと考えていい。価格は新車よりもかなり安い。現車販売となるため、自分の好きな色やグレード、装備などが合えば、これほどお得感があるものはないだろう。
未使用車の多くは、営業トークで「新車よりかなり安くなっているので、値引きはできません」などと言われることが多い。しかし、値引きは可能。流通量が少ない未使用車は、売り手が有利になるので確かに値引きが厳しいかもしれないが流通量の多い未使用車は同じ未使用車同士を競合させれば必然的に売り手は値引き対応するしかなくなるのだ。損金額は、数万円程度かもしれないが、値引き無しよりはましだ。未使用車同士をシッカリと競合させて値引きを引き出したい。場合によっては、ライバル車同士を競合させても良い。また、どうしても新車という人は、未使用車と新車を競合させるのもよい。未使用車並みの価格までいかないにせよ、新車ディーラーは台数を稼ぎたいので値引き対応するしかないのだ。
未使用車とはいえ、登録してから長期間が経過しているクルマは注意が必要だ。中には登録してから、1年くらい経過したクルマもある。さすがに、これだけ長期間放置されていれば、クルマの各部が劣化し始めている。これでは、未使用車とはいえ、新車コンディションとはいえない。こうしたモデルは、なるべく避けたほうがよい。
そして、下取り車は必ず買取店で一度査定することをお勧めする。未使用車を買う中古車店での下取りは、下取り価格をいかようにも調整できる。未使用車で値引きした分を取り戻そうと、安い下取り価格にする可能性もあるからだ。新車での下取りも同じだ。まずは、買取店で適正な価格を知ることが重要。できれば、買取店も数店舗で査定したい。こうすることで、より本当のクルマの価値が分かってくる。最終的には、一番高価で引き取ってくれるところへ売却すればいいだけだ。

その他のボディタイプ別オススメランキング

  • 軽自動車スーパーハイト

    燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!

  • ミニバン

    広くて便利、ファミリーカーの代名詞

  • コンパクト国産車

    無難に選びたいなら、おいしいとこ取りのコレ!

  • コンパクト輸入車

    人気急上昇中!意外とコスパのいい車種多し。

  • SUV

    デザインと走りを重視する人へ

  • 高級セダン

    いつかは乗りたい、王道スタイル。

クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表
大岡智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

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