フォルクスワーゲン ゴルフ
<フォルクスワーゲンMQB戦略の第一弾モデル>
7代目フォルクスワーゲン ゴルフが、ついにデビューした。ゴルフは、1974年に初代が発売されて以来、6世代38年間にわたり 2,900万台以上が生産されている世界的ベストセラーカー。日本においても、最も親しみやすい輸入車のひとつ。また、その完成度の高さは、世界中の自動車メーカーがベンチマークとしたほど。

そんなゴルフは、フルモデルチェンジを期に、MQBと呼ばれるモジュール戦略をを採用した第一弾のモデルとなった。MQBとは、モジュラー トランスバース マトリックスと呼ばれ、ブランドや車両のクラスを超えて、様々な車両コンポーネントを標準化する技術。より低コストで、多品種生産できるので、我々はより高品質なクルマをリーズナブルな価格で手に入るという利点がある。そのため、新型ゴルフは、このMQB戦略を進めるために、ほぼすべてが新設計されモジュール化されている。

<いつまで続くのか? ボディの肥大化>
新型ゴルフのボディサイズは、全長4,265x全幅1,800x全高1,460(mm)。先代ゴルフ6と比べると全高を除き、ボディは肥大化した。ドンドンと厳しくなる衝突安全性能を確保しようとすると、ボディサイズを大きくしたくなるもの。それこそ、ボディサイズを守りながら、安全性や居住性をアップさせるというのが技術の見せ所なのではないだろうか。ちなみに、日本でも人気だったゴルフ2のボディサイズが全長4050×全幅1665×全高1415(mm)なので、徐々に肥大化していったことがよく分かる。

デザインは、先代ゴルフと代わり映えしない。しかし、それこそがゴルフの伝統。水平基調のグリルや太いCピラーなど、ゴルフデザインとも言えるテイストを色濃く残す。変えることが目的とする多くの国産車などとは明らかに違うデザインテイスト。7世代にも渡り歴代のモデルに敬意を表し伝統を継承するからこそ、ゴルフは名車として扱われ多くの顧客に支持される理由のひとつだろう。

<新型1.2L、気筒休止システムを持つ新型1.4Lの2つが用意された>
フォルクスワーゲン ゴルフ搭載される新型1.2Lエンジンは、 従来のものよりコンパクトになり、SOHCからDOHCへ変更された。最大出力105PS と最大トルク175Nmは変更無いが、最大トルクの発生回転数はより低い1,400rpmからとなり、扱いやすさや燃費にも貢献している。

もうひとつは、新1.4Lエンジン。ターボ+スーパーチャージャーのツインチャージャーからシングルチャージャーに変更されている。新たに気筒休止システム、アクティブシリンダーマネジメントシステム(ACT)を搭載し大幅な低燃費化。一定の条件が揃うと、中央2つのシリンダーが停止するというものだ。最高出力は140psを発揮。最大トルクは、先代モデルの240Nmを上回る250Nm/1,500-3,500rpmをアウトプットする。

燃費は、1.2Lがゴルフとして過去最高の21.0km/L(JC08モード)を達成。1.4Lが19.9km/Lとなっていて、両エンジンともエコカー減税100%(免税)となっている。

<フォルクスワーゲン ゴルフの選び方>
フォルクスワーゲン ゴルフ新型ゴルフは、プリクラッシュブレーキシステムなど、高い安全装備が標準装備されているので、エントリーモデルのトレンドラインでも十分。さらに、トレンドラインは249万円という装備や性能を考えると非常に価値のある価格。より、高い安全装備や豪華装備が欲しい場合は、コンフォートラインという選択になる。注目の1.4L気筒休止システムを搭載したグレードは、ハイラインの1グレードのみで、価格は299万円と少し高価になってくる。少々高価にはなるが、予算があれば、この1.4Lのハイラインがベストバイだ。このモデルだけ、リヤサスの形式が異なっており、より高いパフォーマンスが発揮できるサスペンション形状になっているので、スポーティな走りにも十分な実力を発揮することができるからだ。低燃費だけでなく、走りの質を追求するなら、ハイラインとなる。

<フォルクスワーゲン ゴルフ価格>
・ゴルフ7 トレンドライン:2,490,000円
・ゴルフ7 コンフォートライン:2,690,000円
・ゴルフ7 ハイライン:2,990,000円