エコカー減税 <ハイブリッド(HV)&電気自動車(EV)共通>
エコカー減税は、一定の条件を満たすと、一般的な乗用車の場合、自動車重量税と自動車取得税が50%、75%、免税と3段階に分けて軽減される措置。

平成17年排出ガス基準75%低減レベル認定(★★★★)を取得し、なおかつ、平成27年度燃費基準+20%で免税、+10%で75%減税、達成で50%減税となっている。適用期間は、取得税が平成27年3月31日まで。重量税が平成27年4月30日までだ。

燃費基準は複雑で、車両重量をベースに16区分化されている。そのため、同じ車種であってもグレードにより減税額が違うことがある。また、次世代自動車として、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、クリーンディーゼル車は免税対象となっている。クルマの税金は新車購入時に多くのユーザーの大きな負担。消費税がかかっている上に、自動車取得税があり、事実上の二重課税となっているのが現状。エコカー減税は、低燃費車両を奨励し増やすことによるCO2排出量の低減が本来の目的だが、景気刺激策としての側面ももつ。中古車の場合でも、エコカー減税対象車を買う場合、若干だが取得税が減税される。中古車は、年式やグレードなどにより、さらに細かく取得税額が異なるので、お店でしっかりと確認することが必要だ。

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