ダイハツ イース フロントビュー

軽自動車の未来と環境を考えた新しい形を提案する

 イースは、軽自動車が本来持っている環境に対する優しさを特化させたコンセプトカーだ。ハイブリッドなどの特殊な技術を使わず、既存の技術を進化させることで、コンパクトで軽く、燃費のいいクルマを作り上げることに成功している。
 気になる内容はというと、現行の軽自動車のプラットホームを利用しつつ、ボディを短縮。全長わずか3100mm、ホイールベースも2175mmとしながらも大人4人がきちんと乗ることができるパッケージングを実現した。またプラスチック製のフロントフェンダーやネット構造のシートなど、細かい部分の軽量化を積み重ね、車重は700kgを達成した。

ダイハツ イース リヤビュー
ダイハツ イース インテリア
ダイハツ イース フロントシート

軽自動車の特徴を突き詰めて驚異の30.0km/Lを達成!

 さらにエンジンは外部EGRや独自の燃焼制御システムを採用。これにアイドルストップを組み合わせることで、ハイブリッド車並の30.0km/Lの10・15モード燃費を実現している。ちなみにこの新エンジン制御技術は今後発売される市販車にも搭載されるというから今から楽しみだ。
 イースのインテリアはすでに述べたとおり、ネット構造のシートを採用するなどしているが、比較的現実感のある雰囲気だ。エンジンを始め市販化を想定した設計が施されているというから、近い将来にイースが発売されるかもしれない。

車名
ダイハツ e:S(イース)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3100×1475×1530mm
車両重量[kg]
700kg
総排気量[cc]
660cc
ミッション
CVT
10・15モード燃費[km/l]
30.0km/l
タイヤサイズ
165/55R15

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