ライター紹介

221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。

ミニブランドの次なる一手

 1959年8月26日、イギリスで産声を上げた1台の小さなクルマ「Mini」。その後世界中で愛されたミニのブランドは、21世紀に入りBMWの手により一新された。今やミニといえば、一般的にはこの現代版のほうを指すほどだろう。ハッチバックを皮切りに、コンバーチブル(オープン)、クラブマン(ステーションワゴン)と、順調にブランドの拡大を続けてきた。
 そんな、今もなお愛されるブランドが生誕50周年を迎えた今日、また新たなミニの姿がドイツから発表された。その名は『MINI Coupe Concept(ミニ クーペ コンセプト)』。ミニのさらなる展開を期待させるコンセプトカーの登場だ。

ゴーカートフィール、究極のかたち

 MINI Coupe Concept(ミニ クーペ コンセプト)は、その名の通り、クーペスタイルのコンセプトカーだ。座席は2名のみ。ミニブランドに共通するゴーカートフィールの俊敏な走りをつきつめた、まさに究極のかたちといえるだろう。詳しいスペックや、また実際に今後市販化されるかなどの情報は明らかにはされていない。実車は、今年9月17日よりドイツで開催される国際モーターショー「フランクフルトモーターショー」にて初めて一般に向けて公開される予定だ。
 かつて、コンセプトカーとして登場したミニのワゴンモデルも、その後「ミニ クラブマン」として市販化された経緯がある。したがってMINI Coupe Concept(ミニ クーペ コンセプト)にも大いに期待が持てるところではある。今後、大いに注目しておきたい1台だ。