新型アクセラSport「20S」(市販予定車) エクステリア

既に累計200万台を販売する世界戦略モデル

新型アクセラSport「15C」(市販予定車) エクステリア

 マツダは、フルモデルチェンジし6月11日に発売を予定する新型「マツダ アクセラ」の予約受注を5月14日より開始する。アクセラはマツダの世界戦略モデルで、03年秋に初代モデルが発売されたが、古くは「ファミリア」からの歴史を受け継ぐミディアムクラスのハッチバック・セダンだ。アクセラの世界市場での累計販売台数は実に200万台を超え、全マツダ車の年間販売台数の3分の1以上を占めるまでに成長した。
 今回、6月の発売が発表された2代目の新型「アクセラ」は、先代同様のマツダらしいスポーティさに加え、アイドリングストップシステム『i-stop(アイストップ)』付きモデルが新設定されるなど、環境や燃費性能にも優れているのが特長だ。

新型アクセラSedan「20C」(市販予定車) エクステリア画像
新型アクセラSedan「20C」(市販予定車)
新型アクセラSport「15C」(市販予定車) リアビュー
新型アクセラSport「15C」(市販予定車)
新型アクセラSport「20S」(市販予定車) エクステリア
新型アクセラSport「20S」(市販予定車)

マツダ独自のアイドリングストップシステム『i-stop』でエコカー減税の対象に

新型アクセラSedan「20C」(市販予定車) リアビュー

 日本仕様のアクセラで設定されるのは、「セダン」が3グレード4タイプ、5ドアハッチバックの「Sport(スポーツ)」が5グレード。エンジンは1.5リッター DOHC(「15C」)、2.0リッター DOHC DISI i-stop(「20C」「20E[※セダンのみ]」「20E 4WD」「20S」)、2.3リッター DOHC DISIターボ(「マツダスピード アクセラ」)の3機種だ。
 環境性能については、全車が平成17年基準低減75%レベルを達成。また2.0リッター車のFFモデルには「マツダ独自のアイドリングストップシステム『i-stop(アイストップ)』が搭載される。アイドリングストップシステムは、渋滞などで停車した際、自動的にエンジンを止めて燃費を向上させる仕組み。マツダのi-stopは、エンジン再始動の素早さと違和感の少なさが特長となっている。またその他の燃費改善技術と合わせ、2.0リッター車クラストップレベルの低燃費性能を実現した(実燃費は現時点では未公表)。
 この結果、2.0リッター搭載車(FF車)は、環境対応車普及促進税制(エコカー減税)に適合し、自動車重量税および自動車取得税は75%減税となっている。また1.5リッターモデルについてもCVTの採用などにより、やはりエコカー減税の50%減税対象となっている。
 新型「アクセラ セダン」「アクセラ スポーツ」の販売予定価格は、「15C」(FF・CVT)がセダン、スポーツともに166.0万円。『i-stop』搭載車の「20C」(FF・5速AT)がセダン、スポーツとも189.0万円。「スポーツ 20S」(FF・5速AT)が214.0万円。「マツダスピード アクセラ」(6速MT)が267.8万円など[※価格は消費税込み]。ボディカラーは7色が用意される。先にも記したように、正式な発売は6月11日からとなる。

新型アクセラSport「20S」(市販予定車) リアビュー

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