ホンダ インサイト カタログ&見積もり

驚きの低価格でデビューしたインサイトの値引き額は!?

 189万円という驚きの価格でデビューしたホンダ インサイト。1.3リッターのエンジンに小型のモーターをプラスしてアシストすることで低燃費な走りを実現し、非力さもカバーしているのが特徴だ。
 それだけに燃費の面では最大のライバルであるトヨタ プリウスには及ばないものの、ハイブリッドカーの価格破壊という意味では成功したといえ、実際に多くのバックオーダーを抱えているのが現状だ。そうなると気になってくるのが値引き額や納期だが、都内のディーラーで見積もりを出してきたので、交渉術も含めて詳しく紹介することにしよう。

本体値引き+諸費用カットで約8万円引き!

 今回は一番の売れ筋グレードであるというLにナビとETC、そしてスマートキーをオプション装着して見積もりを出してみた。すると総支払額は約253万円となり、思ったほどは安くないというのが第一印象だ。
 もちろん189万円のGにすれば支払額も抑えられる。だが装備面での物足りなさを感じるユーザーが多いようで、こちらは2番人気だという。とはいえGとLの人気にほとんど差はなく、ほぼこの2グレードに人気が集中しており、最上級グレードのLSはあまり受注がないようだ。
 さて気になる値引き額だが、基本的にはゼロとのこと。とはいえ、ライバルのプリウスの存在もあるので、5万円ほどは値引きをしてもらえるようだ。さらに今回は納車時にディーラーまでクルマを引き取りにいくことで納車費用をカット、さらに車庫証明の代行費用のサービスなども含めて245万円の条件を提示されたので、約8万円の値引き額をゲットすることに成功した。

納期は思ったよりも早く約1ヶ月でOK!

 新型インサイトの受注は好調で、かなりのバックオーダーを抱えている。そうなるときになるのが納期だが、インサイトの生産を優先しているとのことで、約1ヶ月前後で納車は可能だという。5月に発売予定の新型トヨタ プリウス/プリウスEXは、すでにかなりの予約が入っており、今から予約しても7月以降の納車になってしまうというから、納車を急ぎたいならインサイトがおすすめだ。
 だが新型プリウスの価格が当初の予想(240〜250万円)よりも大幅に安い205万円からということもあり、価格面での差はかなり小さくなっている。しかも装備類はプリウスの方が充実しており、燃費もカタログ値で39.0km/Lという驚異的な数値をマークしているので、ガソリン代なども含めたトータルの維持費はプリウスの方が安い場合もあり得る。さらに2代目プリウスもプリウスEXと車名を改め189万円で発売されるので、こちらならば価格面でもインサイトと対等のライバルといえる。
 現状ではインサイトが約8万円、プリウスは値引きゼロだが、プリウスの値引きが始まれば、インサイトも大幅値引きを余儀なくされるはずだ。少しでもインサイトを安く買いたいなら。プリウスのバックオーダーが解消される夏以降に両車を競合させるといいだろう。

ホンダ ディーラー
経営の異なるホンダディーラーや、プリウスとの競合に持ち込もう。特に新型プリウスは全店での扱いなので、複数の店舗を回ってみるといいだろう。
ホンダ インサイト 見積もり例
新グリーン税制の適用を受けるので、取得税と重量税は100%免除される。気になる値引き額は諸費用カットなども含めて約8万円程度だ。
ホンダ インサイト エクステリア
最近のホンダ車らしい雰囲気のフロントグリルが印象的なエクステリアデザイン。内装の質感も価格を考えれば決して悪くはない。

*ご注意*

 上記車種の見積りや値引き等の金額は、取材者が商談・見積りを取得した限りのレポートであり、値引き額や総支払い額等の金額を保障するものではありません。あくまでも参考数値としてご参照ください。
 また、編集部では新車ディーラーでの商談、値引き等に関する個別の質問、お問い合わせ等はお受けできませんので了承ください。