クルマが、もっと走れと言っている

私は、こんなクルマと一緒なら、もうどこまでも走りたい・・・そう思える1台に出会えてますか!?
'07年式 スバル レガシィ ツーリングワゴン 3.0R アイボリーセレクション エクステリア画像

※下記は4月6日現在のガリバー ネット割対象 中古車の在庫で、既に販売が終了している場合があることをご了承ください・・

'07年式 スバル レガシィ ツーリングワゴン 3.0R アイボリーセレクション 「165万0600円」

<どこまでも、行くんだ>

'07年式 スバル レガシィ ツーリングワゴン 3.0R アイボリーセレクション

 ホントよかったと思います。この車がBMW 525iツーリングではなくて。こんな感じだとハイラインでしょうから。ハイラインのベージュ革内装のアルピンホワイトのツーリング、見つかっても「アルピンホワイトなんで」とか何とか、そもそも理由であるのかどうかすら疑わしい理由で相当な中古車らしからぬ金子(キンス)を支払わねばならないでしょう。
 ツーリングという意味では、件のBMWとは同じ一派と言えましょう。ルーフを伸ばしたのは「別に商いのためではないのだよ」といわんばかり。昔はコマーシャルバンの内装をフレンドリーにあつらえただけの、乗用車としての十二分な説明を要する自動車でしたが、最近ではそんな日常くささはむしろ髣髴とすらさせない伊達な感じの車が多々見受けられます。むしろ尊い休日を満喫するための必要条件としての粋な道具。それこそがツーリングワゴンの証なのであります。

 であれば、レガシイで選択すべきは、どうしても2リッターを過給で背伸びした感じ(現行型に関しては、実はそうでもないのですが・・・あくまでも『感じ』)より、水平対抗6気筒の3.0Rになるのではないでしょうか。「ボクサーシックス」への憧れ。別にまったくの別物なのでありますが、このポルシェと同じ、911のお歴々と同じ燃焼室配列の呼び名にも、男の子には「ぐっと来る」のであります。いまどき家族で乗れる車でぐっと来るなんて、なかなかないです。
 この件に関しては、疑うことなく「スバルのポルシェへのオマージュ」であると申し上げたいのです。「パクリ」だと「マネ」などとは申しません。だってしゃれているじゃありませんか。本家ですら、カイエンのようなSUVにはボクサーエンジンを採用していません。スバルもスバルで、ポルシェ云々などということなく、当然の流れの中で採用してきた方式が、自称世界最高の実用車であり、かつ高尚高名なスーパーカーであるポルシェと同じ結論に至っているのです(その上でブリッツェンとかのたまいて、外見で正々堂々とポルシェとの連続性をアピールしている。むしろとても洒落ているではありませんか)。

'07年式 スバル レガシィ ツーリングワゴン 3.0R アイボリーセレクション リアビュー
ダークカラーのイメージが強い(んなことない?)レガシィに、アイボリー色は新鮮な印象。
'07年式 スバル レガシィ ツーリングワゴン 3.0R アイボリーセレクション ラゲッジルーム
なんと純正のラゲッジ用マットまで装備。汚れ物も気にせず放り込めます。
'07年式 スバル レガシィ ツーリングワゴン 3.0R アイボリーセレクション ETC付き!
ビルドインタイプのETCも付いてるから、高速1000円乗り放題にもばっちり対応!

群馬名物”空っ風”も無縁

'07年式 スバル レガシィ ツーリングワゴン 3.0R アイボリーセレクション コックピット・インパネ周り

 そして、小さすぎず大きすぎず、そしてなかなか華やかな、語弊を恐れずに申し上げれば、山男が山男のために作ったようなスバル車の、山っぽくない、土っぽくない、空っ風の埃っぽさのない雰囲気。スペースと効率を考えて、当座V型配列の6気筒がたくさん現れました。しかしさらに、フリクションのことまで考えたら、こうなるのです。重力には抗えないのです。そうやって考えていくと、水平方向にピストンが往復運動するボクサーエンジンの姿は、まるで重力に、自然の摂理にひれ伏すようであります。古典力学を侮らない。実に感銘を受けます。

 私はこんな車と一緒なら、もうどこまでも走りたいと思います。週末、終電に乗って帰宅し、ガレージでこんなレガシイが待っていたら、夜更けにもかかわらず、きっとドライブに出たくなります。家には上がらず、レガシイの運転席に乗り込みます。行き先はそのうち決めればよいのです。

 どこまでも行くんだ。

 このレガシイを前にしたら、最高の旅ができそうな気がします。一番早い明日を迎えにいきませんか?

(※写真は08年5月に登場したマイナーチェンジモデルのアイボリー内装で、ご紹介した車両とは異なります)

※写真は08年5月に登場したマイナーチェンジモデルのアイボリー内装で、ご紹介した車両とはビミョーに異なります

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達人プロフィール: CORISM編集部
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今ネットで最も注目される(自称)新進気鋭の自動車メディアサイト『CORISM』編集部。07年より日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員にも任命されるなど、着々とメディアとしてのパワーを拡大しつつあるのは確かだ。