デビューから4年! 値引きで売る!?
日産 マーチや先代キューブのプラットホームをベースに開発されたのがこのノートだ。デビューは約4年前の2005年1月で、最新のマイナーチェンジは2008年1月と、そろそろモデル末期に入りつつある。
デビュー当初はそれなりに好調なセールスを記録していたが、現在ではトップ10圏外が続いている。そのためリーズナブルな価格設定の特別仕様車や、値引き額の拡大などが行なわれ、ある意味買い時のモデルといえる。そこで都内の日産ディーラで、ノートの値引き交渉のポイントを探ってきた。
ライバル車ラクティスとの競合で30万円引きを目指せ!
実際に都内のディーラーでノートの見積もりを出してみると、総支払額は約225万円。グレードは1.5リッターながら充実した装備を持つ15Gだ。これにフロアマットのセットとHDDナビ、そしてETCなどのオプションを装着している。早速値引き交渉を始めると、ひと声10万円の値引きだという。ただ、いくらコンパクトカーとはいえデビューから約4年が経過しているだけに、最初からビックリするような金額を期待していたのだが……。
そこでライバル車を引き合いに出して、さらなる値引きを要求してみる。ノートのライバル車として代表的なのはトヨタ ラクティスだろう。ほかにもトヨタ ヴィッツやホンダ フィット、そしてスズキのスイフトあたりもライバルといえるが、全高の違いなどパッケージングが少し異なるので、やはりラクティスがもっとも効果的といえる。実際、日産の営業マンもラクティスは意識しているようで、約25万円引きの200万円ジャストを提示された。
ただ、どうせなら200万円を切りたいというのが人情というもの。粘り強く交渉を続けると、下取り車の査定額を3万円アップしてくれた。現状ではこのあたりがほぼ限界の値引き額といえそうで、これ以上の値引き額を獲得することはできなかった。だが、1年で最も安くクルマを買える3月の年度末決算期ならば30万円近い条件を引き出すことも可能かもしれない。
最適な商談時期はやはり3月上旬だ!
さて、ノートの納車期間だが、グレードやボディカラー、そしてオプションの有無などによって変わってくるものの約3週間前後というのが平均のようだ。在庫があれば約2週間前後、長くても1ヶ月程度みておけば間違いはないだろう。それをふまえると、2月中旬から下旬あたりに商談を始め、3月上旬ぐらいまでに契約すればほぼMAXの値引き額をゲットできるはずだ。
さらなる好条件を引き出すには3月中に登録可能な在庫車を狙って、3月中旬あたりに契約すれば驚くような値引き額(30万円オーバーか!?)を引き出すことも不可能ではないはずだ。ただ、その場合はボディカラーやグレード、オプションなどがかなり限られてくるはずなので、ある程度の妥協は必要だ。在庫車に関しては営業マンに聞けば、どういったクルマが何台ぐらいあるかは教えてくれるので、少しでも安くノートを買いたいと思うなら聞いてみて損はないはずだ。
最終的には下取り車の査定額アップなどを要求してみるのもひとつの手だが、車種や年式によってはガリバーなどの買い取り専門店のほうが高い値段が付くことも多いので、商談前に査定してもらっておくといいだろう。
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*ご注意*
また、編集部では新車ディーラーでの商談、値引き等に関する個別の質問、お問い合わせ等はお受けできませんので了承ください。
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【2009年新車購入&新車値引きガイド】コンパクトカー編
【CHECK&TRY】 written by
CORISM編集部 (2009.03.02)
新車購入に欲しい情報はココにあり!! 人気のクルマを中心にオススメのグレード紹介から、ライバル車比較、そして最新の値引き情報まで! 取り回しの良さがウレシイ、コンパクトカー。オシャレなヴィッツ、フルモデルチェンジしたキューブやフィットなどをピックアップ! >> 記事全文を読む |
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ノートのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和2年12月(2020年12月)〜現在
- 新車時価格
- 203.0万円〜306.4万円