4輪駆動システム「XWD(クロスホイールドライブ)」標準搭載

 ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、12月12日、XWD(4輪駆動システム)を搭載したAeroをはじめ、パワートレインのリファインを施し、走行性能を向上させた2009年モデルの「サーブ9‐3」を発表した。1月10日より、全国のサーブ正規販売店を通じて一斉に販売を開始する。
 「サーブ9-3」2009年モデルでは、新たにAeroにサーブ革新の4輪駆動システム「XWD(クロスホイールドライブ)」を標準搭載し、2.0リッターモデルを追加するとともに、V6 2.8リッターモデルにeLSD(電子制御LSD)を採用した。
 また、V6 2.8リッターエンジンをリファインし、出力が18KW(25PS)向上、最高出力を206KW(280PS)とパフォーマンスを大きく向上させるとともに、カラーバリエーションを12色に増やすなど、モデルバリエーションの充実を図った。
 さらに、Vectorに左ハンドル仕様車を受注生産モデルとして追加、カブリオレに新色グレーを加えた3色のトップ(ブルー、ベージュ、グレー)をオプション設定(標準はブラック トップ)している。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、9-3「スポーツセダン」が379万円〜629万円、「スポーツエステート」が399万円〜649万円、「カブリオレ」が654万円。