フォルクスワーゲン ティグアン エクステリア
フォルクスワーゲン ティグアン フロント

フォルクスワーゲンのクルマであることがひと目でわかるデザイン。それでいてSUVらしい存在感と力強さも感じさせてくれる。

フォルクスワーゲン ティグアン リヤ

シンプルな造形のリヤビューは、いかにもフォルクスワーゲンらしいもの。ボディ下部の黒い樹脂カバーなどでSUVらしい雰囲気を演出している。

フォルクスワーゲン ティグアン フロントマスク

大きなフロントグリルはメッキの質感も高く、高級感を感じさせてくれる。オーバーハングは切り詰められ、オフロードでの走破性もきちんと考慮されている。

フォルクスワーゲン ティグアン リヤコンビランプ

ゴルフを始めとしたフォルクスワーゲン車を思わせる丸いリヤコンビランプを採用する。シンプルなデザインだが、質感はかなりのものがある。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

達人「松下 宏」が斬る!

フォルクスワーゲン ティグアン 評価

松下 宏

職業:自動車評論家
中古車の業界誌から自動車誌の編集者を経て、自動車評論家に。誰でも買える価格帯であり、小さくて軽く、そして燃費がよいということを信念として評論。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。そのため、大本命といわれている車種さえ外して...

本格的なオフロード性能と低燃費な走りに加えて高級感もプラス!

 フォルクスワーゲンから発売されたティグアンはフォルクスワーゲンがコンパクトクラスに初めて投入するSUVだ。サイズはゴルフベースのミニバンであるトゥーランに対し、全長で40mm、全幅が15mm拡大されただけのコンパクトなもの。といっても全幅は1810mmに達しているから、日本車で言うコンパクトとは多少概念が違っている。
 このほか、最新の4MOTIONによる優れたオフロード性能、TSIエンジンによる走りと燃費の良さ、先進&上級車用の充実した装備などがティグアンの特徴とされる。
 ちなみにティグアンというのは造語で、タイガーとイグアナを合わせて作られた名前。ドイツでいくつかの名前を候補に挙げてユーザーからの投票を募ったところ、ティグアンが一番になったとのことだ。

フォルクスワーゲン ティグアン リヤ

フォルクスワーゲンらしさとSUVならではの力強さを融合したフォルム

 外観デザインはフォルクスワーゲンのクルマであることがひと目で分かるような前後のデザインに加え、SUVとしての力強さが表現されている。フロント回りはヘッドライトの形状などにフォルクスワーゲンを思わせるところがあるし、リヤビューも丸型のテールランプがトゥワレグからパサート、ゴルフなどほかのフォルクスワーゲン車に共通するイメージを備えている。
 オフロードでの走りに対応して、アプローチアングルやデパーチャーアングルなどもしっかり確保されているのが特徴だ。

フォルクスワーゲン ティグアン フロント
VWティグアンの新車見積もり
希望しない電話は一切なし
2日以内のスピード回答
よくわからない諸費用を含めてお見積もり
新車見積もりはこちら
代表グレード
フォルクスワーゲン ティグアン トラック&フィールド
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4460×1810×1690mm
車両重量[kg]
1640kg
総排気量[cc]
1984cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
170ps(125kw)/4300〜6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
28.6kg-m(280N・m)/1700〜4200rpm
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
9.7km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
360.0万円
発売日
2008/9/03
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム