マスターシリンダー、オイルクーラーホースを交換

 9月30日、ダイハツは、ムーヴ・ミラのリコールを届け出た。
 不具合の内容は、ブレーキのマスターシリンダー内のピストンカップの製造工程において、異物が混入しているものがあり、そのため、ピストンカップに亀裂が生じ、制動力が低下するおそれがあるというもの。 改善の内容は、全車両、マスターシリンダーの製造ロット番号を確認し、該当するものはマスターシリンダーを良品と交換する。 なお、改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.2187のステッカーを貼付する。

 さらに、同じくダイハツは、ムーヴ・ミラ・タント・ソニカのリコールを届け出た。
 不具合の内容は、自動無段変速機(CVT)のオイルクーラーホースの製造工程において、洗浄処理が不適切なものがあり、そのため、エンジンの振動などにより当該ホースが抜けてオイルが漏れ、走行不能になり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるというもの。
 改善の内容は、全車両、オイルクーラーホースを良品に交換する。なお、改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.2188のステッカーを貼付する。