新型アルファードはやっぱり良かった!

各メーカーから渾身のニューモデルが続々とデビュー予定だ!

ヴェルファイアのシャープなスタイリングも人気を集めそうだ

 ガソリンの高騰や新車販売の不振など最近は暗い話題が多い自動車業界ですが、今年の夏のボーナスシーズンは主要各メーカーから次々と新型車が発売される、怒涛の新車ラッシュがやってきます!そこで今回は、これから発売される新型車の流れをざっとおさらいしてみましょう。

 まずはすでに発売済みですがトヨタからはアルファード/ベルファイアが登場。私も先日試乗しましたが、予想通り完成度の高いラグジュアリーミニバンに仕上がっていました。2列目のエクゼクティブパワーシートは極楽気分でのドライブが可能ですし、インテリア全体の質感も高まっています。

アルファード/ヴェルファイアの上級グレードに装備されるエクゼクティブパワーシートは快適!

 走りに関しても全高が下がったことで重心も下がり、先代のような大きなロール感も抑えられています。快適な乗り心地を維持しながらもフワフワとした感じがなくなったので、高速走行中もフラット乗り味を提供してくれます。価格は少し高くなりましたが、サイドエアバックやS-VSCなどの安全装備が標準となったので、お買い得感としては新型のほうが高いでしょう。新型アルファード/ヴェルファイアは、すでに多くの受注を獲得しているようです。

新型コンパクトミニバンのフリードが登場!ティアナもフルモデルチェンジ

フリードはフィット風のエクステリアを採用

 5月29日にはホンダからモビリオ&スパイクの後継車となる1.5リットルクラスのミニバン、フリードが発売されます。すでにフリードはホンダのオフィシャルサイトでインテリアの写真やサイドビューなどが公開されています。

3列目が3名定員なのでキャプテンシート車は7人乗りだ

2列シートの5人乗りと、3列シートの7人と8人乗りが用意されるようです。モビリオは少しクセのあるデザインでしたが、フリードはフィット風のフォルムを採用していますので幅広い人にウケそうです。2列目にクラス初のキャプテンシートを装備するなど、コンパクトミニバンクラスでは魅力的なクルマに仕上がっている模様です。

新型ティアナは先代を洗練させたようなエクステリアを採用

 6月2日には日産ティアナが2代目にフルモデルチェンジされます。こちらも日産のオフィシャルサイトで、新型の内外装やエンジンの詳細などがすでに公開されています。新型は売れ筋だった2.3リットルを2.5リットルに拡大し、2.5リットルにも新開発のエクストロニックCVTを採用して走りを進化させているようです。好評だったモダンなインテリアもさらに質感を向上し、居住性も良くなっているようです。新型も熟年層には、人気が出そうなセダンに仕上がっています。

スバルとマツダの話題の新型ミニバンが立て続けに登場!

スバルのエクシーガはレガシィ風の7人乗りミニバン

 6月17日にはスバル初の7人乗りミニバンとなるエクシーガが登場。エクシーガはフォレスターと同じ水平対向の2Lエンジン(ターボと自然吸気)を搭載した走りを重視したニバンで、昨年の東京モーターショーの際に聞いた話だと4WDとFFを用意するようなことを言っていました。コンセプトがパノラマツーリングということらしいので、大きなガラスルーフ車も設定されるでしょう。エクシーガのエクステリアのディテールやコンセプトなどもスバルのオフィシャルサイトで公開されています。

ビアンテは3ナンバーのワンボックスミニバンだ

 そして7月初旬には先日エクステリアが公開されたマツダのワンボックスミニバンのビアンテが発売される模様。ビアンテはかつて販売されていたボンゴフレンディのようなポジションのクルマになりそうです。ノアやセレナのように5ナンバーに収まる全幅ではなさそうですが、2リットルと2.3リットルのエンジンを搭載し、激戦のワンボックス市場に参入します。ヘッドライトからガラスエリアまで連続したデザインを採用するなど、斬新なエクステリアを採用し、室内もクラス最大級を謳っているので、登場が楽しみな1台です。

 こんな感じで今年の夏のボーナスジーズンには実に5台もの新型車が発売されます。以前は新型車の情報は発売まで秘密にされることが多かったのですが、最近は発売前にテレビCMを流したり、オイシャルサイトで詳細を公開しているので、新型車の登場を待ち望んでいる人には、よい時代になったと言えるでしょう。

 新型車に買い替えを検討している人で下取り車がある人は、必ず一度ガリバーでも査定を受けてみましょう。特にミニバンは下取りよりも買い取りのほうが、有利な場合が多いので新車の見積りを貰ったら、その帰りにはガリバーにも寄ってみましょう。