フォルクスワーゲン ゴルフGT TSI

高効率のガソリンエンジンであることが評価される!

 フォルクスワーゲンは「エンジン・オブ・ザ・イヤー2008」で、1.0〜1.4Lクラスにおいてガソリン直噴ツインチャージャーエンジン「TSI」が3年連続で栄冠に輝いたことを発表した。

 この「TSI」エンジンは、“最少の燃料消費量で最大のドライビングダイナミクス”をモットーに開発された。ターボチャージャーとスーパーチャージャーの2つの過給機を搭載する103kW(140PS)と125kW(170PS)の2つのTSIエンジンが高効率のガソリンエンジンであることが評価され、受賞に至ったという。また、新しい122PSのTSIエンジンも、同クラスで2位を獲得した。

 その他、フォルクスワーゲンとアウディが採用している「2.0TSIエンジン」は、1.8〜2.0Lクラスにおいて4年連続のクラス受賞を果たしている。このエンジンはフォルクスワーゲンではゴルフGTIでデビューを飾り、現在様々な性能のバリエーションを持っている。
 TSIエンジンは欧州では既にフォルクスワーゲンの10モデルで採用され、多くのグレードに搭載されている。また、今年欧州でラインアップに加わる新型シロッコもTSIエンジンを搭載してのデビューとなる。122PSのTSIエンジンを搭載したモデルでは、100km走行あたり6.1リッター(16.4km/L)の燃料消費となり、世界で最も低燃費なスポーツカーの1台となる。