BMW 1シリーズクーペ

合わせて6つの賞を受賞!

 BMWは、2008年度「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」で、5種類のエンジンで6つの賞を受賞したことを発表した。「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」は、1999年から設けられ、トップ・クラスの自動車ジャーナリストで構成されている。11の部門別の各賞、総合評価の最高位に大賞が授与される。

 今回、高精度ダイレクト・インジェクション・システム(直噴)を備えた3.0リッター直列6気筒パラレル・ツイン・ターボ・エンジンが、昨年に続き2度目の大賞に輝いた。このエンジンは、BMW「3シリーズ」、「1シリーズ クーペ」、新型「X6」に搭載されており、306ps/225kwを発揮する。また前年度と同様に、排気量2.5〜3.0リッターエンジン部門においても栄冠を手にしている。

 さらに、2005年と2006年に大賞を受賞し、BMW「M5」、「M6クーペ」、「M6カブリオレ」に搭載されている5リッターのV10エンジンは、排気量4.0リッター以上のエンジン部門で栄冠に輝いている。その他、新型「M3」に搭載のV8エンジンは、排気量3.0〜4.0リッターのエンジン部門で受賞を果たしている。
 そして今回、「ベスト・ニュー・エンジン」として、BMW 123dの2.0リッター可変ツイン・ターボ搭載の4気筒ディーゼル・エンジンが選出されている。このコンテストで初めて、ディーゼル・エンジンが「ベスト・ニュー・エンジン・オブ・ザ・イヤー」のタイトルを獲得した。

 いっぽう、排気量1.4〜1.8リッター部門では前年度と同様にミニ クーパーSのツインスクロール ターボ・チャージャーと、ガソリン・ダイレクト・インジェクション搭載の1.6リッター4気筒エンジンが栄冠を手にした。