排気量427立方インチ!最強性能エンジン
シボレーは、コルベットZ06 427リミテッド・エディションを限定生産すると発表した。このモデルは、ビッグブロックユニット搭載し、1960年代半ばに活躍したコルベット・スティングレイをモチーフにしたもので、その数字が示すとおり、排気量427立方インチ(約7,000cc)という最強の性能を誇るエンジンを持つ。1966年から1969年にかけて導入されたこのエンジンは、Z06に搭載される7.0リッターLS7型スモールブロックV8エンジンの排気量に匹敵するものである。
ボディーカラーには、Z06初となるレッドメタリックの「クリスタル・レッド・ティントコート」を採用。さらに、フロントフェイスには、1967年型の427エンジン搭載モデルに採用された、伝説のスティングレイスタイルのデザインとグラフィックスをモチーフにしたスタイリングが施されている。また、エンジンフードのエンブレムには、「427」の数字が限定で刻まれる。これらにはいずれも、コルベットの組立工場長として15年の務めを終えようとしているウィル・クークセイによるナンバリングとサインが施されたうえ、限定モデルの証明書も添えられる。
オーダーコード「Z44」として入手できる特別限定のZ06は、今春より505台の生産が開始される。米国とカナダで発売されるのはわずか427台。そのほかの78台は北米以外の国や地域に輸出される。