フィアット 500 エクステリア フロント フェリペ・マッサ

ドアステップにマッサ自身のサインなどユニークなデザイン

 モナコ公国のモンテカルロにて、2008年1月21日、フェリペ・マッサは彼専用のフィアット 500を贈られた。それは1.4リットル、120馬力の特別仕様のエンジンで装備され、ドアステップにはマッサ自身のサインがプリントされるなどユニークなデザインが施されている。
 真珠色の白い車体と茶色のコーデュラ繊維の内装が際立った、F1フェラーリ・チームのドライバーであるマッサの超小型車は、スポーティーな装備がなされ、電動開閉式のスカイドームのルーフ、16インチのダイヤモンド合金仕上げのホイールと赤く塗られたブレーキ・キャリパーを備えている。
 しかし、この車両の真の独自性は、フィアット・パワートレイン・テクノロジー社(FPT)の一部門であるフィアット・パワートレイン・レーシングが開発した120馬力までパワーアップされた1.4リットル、16バルブのすばらしいエンジンを採用している点。
 このFPTとは、競技用エンジンの設計や実験、開発や製造の他、ガソリンとディーゼルオイルのエンジンのパフォーマンスキット、限定した台数の自動車の為の特別なエンジン搭載などを行っている。