ガス遮断弁が開かなくなり、再始動できなくなるおそれあり

 ダイハツは、ハイゼット(CNG車・LPG車)を発表した。対象となるのは、平成17年2月11日〜平成19年11月22日に製作されたCNG車1017台、平成17年2月14日〜平成19年11月13日に製作されたCNG車134台、および平成17年2月15日〜平成19年8月21日に製作されたLPG車572台が対象となる。

 不具合の内容は、圧縮天然ガス車(CNG車)および液化石油ガス車(LPG車)において、ガス遮断弁を作動させるリレーの接点部に炭化物の被膜が形成され、電気抵抗が増加する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ガス遮断弁が開かず、最悪の場合、走行中原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがあるという。

 ダイハツでは、全車両、対策品のリレーに交換するとしている。また、使用者へはダイレクトメール等で通知が行くほか、日整連発行の機関誌に掲載される。改善実施済車には、運転席側ドア開口部のドアストライカ付近にNo.2045のステッカーが貼付される。