世界の子どもと環境のためのガリバーの取り組み

 ガリバーは、車買取1台につきワクチンを1人分および車販売1台につき苗木10本分を寄付するとともに、ネパールの小学校建設を支援すると発表した。

 世界では、1日に約4000人の5歳未満の子どもが、ワクチンさえあれば助かる病気で亡くなっている。ガリバーでは、そういった子どもを助けるために、車の買取1台につきワクチン1人分の金額を寄付するという。寄付金は、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)を通じ、ユニセフ、WHO、医療機関と連携しながら、途上国で必要とされるワクチンの供給に役立てていく。

 また、車販売1台につき苗木10本分の金額が寄付される。中国では国土の18%が砂漠化しており、中国・ホルチン砂漠の緑化に協力するという。寄付金は国際環境NGO FoE Japanにより、現地の人々と共同で行う砂漠の緑化に役立てられる。

 さらに、社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを通じて、小学校の校舎を建設するとともに、地域住民への啓発や入学推進活動など総合的な教育支援を行うとのこと。ネパールでは、平均年収270ドル、成人の識字率(男63%・女35%)、小学校就学率(男83%・女73%)ともに低い水準あり、農村部の教育問題は特に深刻である。

 ガリバーの企業理念のひとつに「信頼ある企業市民として地域社会および国際社会との調和的発展を目指します。」というのがある。ガリバーでは、お客様とともに社会貢献をしていきたいとしている。