アストンマーティン ヴァンテージN24

アストンマーティン・ヴァンテージN24が出走

 アストンマーティン・ラゴンダ・リミテッドは、アストンマーティンのワンメークレースシリーズをアジアで新たに開催する。
 『アストンマーティン・アジアカップ(AMAC)』と銘打ったシリーズは2008年にスタート。上海と北京に新しくディーラーがオープンする中国をはじめ、日本、マレーシア、シンガポールを含むアジア太平洋地域で合計12レースが開催される。
 各レースには18台のアストンマーティン・ヴァンテージN24が出走する。N24はV8ヴァンテージをベースに開発されたモデルで、4.3リッターのエンジンを搭載しレース仕様にチユーイングされ、そのパフォーマンスと耐久性はヨーロッパと中東地域でのレースで、すでに証明されている。
 ヴァンテージN24は410bhpのV8エンジンを搭載している一方で、車体重量はわずか1,350kg。18台のAMAC用のマシンは、すばやく正確なギアチェンジを可能にする、最新のオートメーテッド・スポーツシフト・マニュアルトランスミッションを採用している。また、全車にロールケージ、補強された燃料タンク、レース用シートとハーネス、そして消火システムが装着されている。
 AMACでは、30分スプリントレースや長時間耐久レースなど、さまざまな種類のレースを実施する予定だが、その中には、アジア太平洋地域で開催されるF1レースのサポートイベントもある。

アストンマーティン ヴァンテージN24