ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン
ミニ クラブマン クーパーS 走り

ミニ クラブマン クーパーS 走り

ミニ クラブマン クーパーS 走り

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

スタイル インテリア 走り&メカニズム

6MT車にアイドリングストップ機構が追加

 今回スペインのマドリッドで試乗したのはMINIクーパーS クラブマンである。市街地、高速道路、山のワインディングロードを走った。

 ゴーストップの多い市街地では6速MTに付くオートストップ/スタートシステムがありがたい。誰でも自動的にエコドライブができるようになっている。自動アイドリングストップ機構が付いているからだ。このやり方は停止してギヤをニュートラルにしてクラッチペダルを戻すとエンジンが停止する。このときはインストルメントパネル中央にアイドリングストップのマークが出るからエンジン故障と勘違いすることはない。この状態からクラッチペダルを踏み込むと自動的にエンジンが掛かり、1速入れればそのまま発進することができる。

 さらにシフトポイントもインストルメントパネルに表示される。小さな△マークがシフトアップ可能なことを知らせてくれる。低回転でもトルクがあり粘るエンジンだから、意外と低い回転数で△マークが出る。この三角マークはシフト可能なときに出るから下向きの▽も出る。

ちょっとマイルドになった“ゴーカートフィーリング”

 走りはMINI クーパーSそのものである。車重が成人男性一人分(75kg)重くなっているのとホイールベースが8cm長くなっているせいか、ハンドリングと乗り心地が少しマイルドになっている気がする。多少落ち着いた感じになっているもののその差はわずかだ。もちろんオリジナルMINIの味に近づくようにサスペンションチューニングが施されているからだ。クラブマンにもMINIらしいゴーカートフィールが維持されている。

 ワインディングロードではタイトコーナーでもハンドルを切った分だけ切り込んでいく感じが良かった。スポーツサスペンションの方がトルクステアはあったが、より楽しいゴーカートフィールが感じられた。ハンドルを切り始めたところからシャープな動きだからだ。フロントにはLSDが装着されていたのでパワーオンでもアンダーステアで膨らみにくかった。

 MINIはクラブマンになっても楽しいクルマだった。

新車見積もりはこちら
代表グレード
ミニ クラブマン クーパーS(欧州仕様)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3958x1683x1432mm
車両重量[kg]
1205kg
総排気量[cc]
1598cc
エンジン形式
直4 コモンレール式直噴 DOHC ツイン・スクロール・ターボ・エンジン
最高出力[ps(kw)/rpm]
175ps(128kw)/5500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
24.5kg・m(240N・m)/1600-5000rpm
ミッション
6速MT
定員[人]
4人
消費税込価格[万円]
318.0万円(※日本仕様)
予約注文開始日(日本国内)
2007/10/25(納車時期2008年春頃)
レポート
こもだ きよし
写真
ビー・エム・ダブリュー株式会社
スタイル インテリア 走り&メカニズム