ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン
ミニ クラブマン クーパーS エクステリア

3ドアハッチバックモデルに比べ、全長が24cm延伸されたミニ クラブマン。

ミニ クラブマン クーパーS リアビュー(クラブドア&観音開きのリア・スプリットドア)

乗降性に寄与するクラブドアはハンドル位置の左右に関わらず右側にのみ設置。反対の左側は通常のドアが設置される。

ミニ クラブマン クーパーS インパネ

インパネ周りのデザインは他のミニシリーズと変わるところはない。

ミニ クラブマン クーパーS インテリア

クラブマン専用色を含め、内外装色は多彩なリストの中からセレクト可能だ。

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

試乗会はスペイン・マドリッドで行われた。

ミニ クラブマン クーパーS 海外試乗記 in スペイン

観音開き式のリアドア周りが、ミニ クラブマンのデザイン上のアクセントとなっている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ルーフは延びてもやっぱり”MINI”

 新世代MINIの2代目としてフルモデルチェンジして間もないMINIに新しいモデルバリエーションが加わった。クラブマンと呼ぶMINIの変り種モデルだ。右側にもう1枚ドアが増え、跳ね上げるハッチバックは左右に開く2枚のスプリットドア(日本では観音開きと呼ばれる)に変わった。これまでのMINI以上に外に向かって存在感をアピールするクルマになった。
 8cm延びたホイールベースのお蔭で後席のレッグスペースも広くなっている。しかしどこから見てもMINIに見えるところは、クラブマンになってもMINIらしいプロポーションを保っているからだろう。
 ルーフの長さはBMWグループで一番長いという。ウインドシールドとAピラーが立っていて、左右に開くドアをオーバーハングするように後ろに伸びたことにより長いルーフができあがった。

クラブマンドアは右側のみ

 後席への乗り降りが便利なように造られたクラブマンドアと呼ぶ新しいリヤドアは、フロントドアを開けてから内側のレバーで開けることができる。閉めるときはクラブマンドアを閉めてからフロントドアを閉める。道路上で右側から後席に乗り込むのはちょっと辛いものがあるが、駐車場なら問題ないだろう。クラブマンドアが右側にあることはドライバーがちょっと荷物を置くのに便利ではある。
 クラブマンドアは右側だけに付く。それは左側には燃料給油口があるからで、設計上この位置を換えるわけにはいかなかったからだ。ゆえに左右どちらのハンドルでもクラブマンドアは右側のみとなった。

新車見積もりはこちら
代表グレード
ミニ クラブマン クーパーS(欧州仕様)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3958x1683x1432mm
車両重量[kg]
1205kg
総排気量[cc]
1598cc
エンジン形式
直4 コモンレール式直噴 DOHC ツイン・スクロール・ターボ・エンジン
最高出力[ps(kw)/rpm]
175ps(128kw)/5500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
24.5kg・m(240N・m)/1600-5000rpm
ミッション
6速MT
定員[人]
4人
消費税込価格[万円]
318.0万円(※日本仕様)
予約注文開始日(日本国内)
2007/10/25(納車時期2008年春頃)
レポート
こもだ きよし
写真
ビー・エム・ダブリュー株式会社
スタイル インテリア 走り&メカニズム