シトロエン C-Cactus エクステリア

「多くの人々の手に届く」エコカー

 実にシトロエンらしいコンセプトカーだ。シトロエンブースでは、ドイツ・フランクフルトショーで披露された『シトロエン C-Cactus』を日本初公開した。

 「本当に環境への効果を発揮させるためには、多くの人々の手に届く技術とクルマでなければならない」との考えを元に、Cセグメントのハッチバック車「C4」同等の価格帯を想定して造られたC-Cactus。

 大胆な合理化により、部品点数の削減・簡素化や機能・装備の見直しなどが図られたほか、ミシュラン共同開発の幅の狭いタイヤを採用するなど、あらゆる面で軽量化を実施。車両重量1180kgを達成した。

 動力源は、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)付きHDiディーゼルエンジンとモーターの組み合わせによるディーゼルハイブリッドシステムを採用。EVモード走行も可能だ。

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実に「シトロエン」らしい!

 エクステリアは、耐腐食加工だけ施された非塗装の粗鋼を用いたドアが目を引くが、他のどんなクルマにも似ていない有機的なスタイリングも非常に印象的。

 またインテリアでも、ドアパネルと外板の間の遮音素材を覗かせるという新しい手法を採るなど、これまた独創的でモダンだ。
 さらにリサイクルレザーやコルク、ウール製のリサイクルフェルトなどを利用し、環境に対応する生物分解性の素材を使っている点にも注目したい。

 あらゆる斬新なアイディアを用いながら、簡素にしてエコ。市民のためのハイブリッドカー「シトロエン C-Cactus」は、実にカシコク、また実に独創的。そう、まさにシトロエンらしいクルマなのだ。

シトロエン C-Cactus インパネ
シトロエン C-Cactus リアシート&リアドア
シトロエン C-Cactus ルーフ
シトロエン C-Cactus フロントマスク
シトロエン C-Cactus リアエンド
シトロエン C-Cactus リアビュー
シトロエン C-Cactus リアドア
シトロエン C-Cactus エクステリア

( PHOTO:CORISM編集部・シトロエン/レポート:CORISM編集部 )

車名
シトロエン C-Cactus(コンセプトカー)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4200x1800x1490mm
ホイールベース[mm]
2800mm
車両重量[kg]※バッテリーを含む
1180kg
最高速度
150km/h
ディーゼルハイブリッドシステム
DPF付きHDiディーゼル+電動モーター
エンジン:最高出力[bhp]
70bhp
電動モーター:最高出力[bhp]
30bhp(クラッチハウジング内に設置)
トランスミッション
5速AT
燃費
2.9L/100km
CO2排出量
78g/km
空気抵抗値
Cd:0.35

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