シボレー レイルブレイザー 2008年モデル

ドアフレームにレーザー溶接を用いた高剛性&安全ボディ

 ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMAPジャパン)は、2008年モデルの「シボレー トレイルブレイザー」を発表した。11月17日から、全国のシボレートレイルブレイザー正規販売店を通じて、一斉に販売を開始する。
 2008年モデル「シボレー トレイルブレイザー」は、フロントグリルの中央には、シボレーブランドを象徴するゴールドのボウタイをあしらった、クロスバーを装着。これは、シボレー伝統のデザインであると同時に、ブランドイメージを強調するアイデンティティともなっているアイテムだ。その左右には、上下二分割された大型のコンビネーションランプを装備し、アメリカンSUVを代表するシボレー車の卓越した走行性能と、ライバルを凌駕する存在感を実現している。
 ボディサイドは、大胆な造形をもつホイールハウスとオーバーフェンダー、そして新デザインの5本スポークアルミホイールが、高い走行性能と悪路走破性をアピールしている。
 また、1本のパイプから成型されるハイドロフォーム製法による、メインフレームを採用。これは、継ぎ目がなく高強度で軽量というメリットをもつことが特徴。8本のクロスメンバーにより、高い剛性も実現している。さらに、ドアフレームにレーザー溶接を用いた高剛性&安全ボディにより、しなやかな乗り心地と運動性能を両立した。

国産小型車並みの小回り性能を実現

 機能面では、6:4分割可倒式のリアシート、広い使い勝手の良いラゲッジルーム、ラゲッジルーム内に設けられた収納スペース、クロスバー付きルーフレールなど、ユーザーのニーズに応じて活用できる。また、運転席・助手席独立温度調整機能付きエアコンディショナー(LTZはフルオートエアコン)、BOSE®スピーカーシステム/インダッシュ6連奏CDチェンジャーを装備。後席には、専用の空調コントロールパネル、LTZではさらに、オーディオコントロールやヘッドホンジャックを装備するなど、後席のパッセンジャーにも十分に配慮している。加えて、最小回転半径5.5mと、同クラスSUVの数値を下回り、国産小型車並みの小回り性能を実現した。
 パワー面では、直列6気筒可変バルブタイミング付きVORTEC 4.2Lエンジンは、最高出力217kW(295ps)/6000rpm、最大トルク375Nm(38.4kg−m)/4800rpmを発揮。圧倒的なトルクとパワーは、発進直後から高回転域まで連続し、スムーズで滑らかな吹き上がりと相まって、スポーティで軽快な走行フィーリングを実現する。
 セーフティ面では、スタビリトラックやトラクションコントロールを始めとするアクティブセーフティを採用。デュアルステージフロントエアバッグや前後席に設けられたヘッドカーテンエアバッグ、全席3点式シートベルトなど、パッシブセーフティも充実している。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、「トレイルブレイザーLT」(4WD/4AT/左ハンドル)が376.95万円、「トレイルブレイザーLTZ」(4WD/4AT/左ハンドル)が426.3万円。

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